AU-D607 これで4度目
前回、保護回路作動の現象が解消したはずの個体がまたまた戻ってきた。今回は片チャンネルからバリバリノイズが出る、ボリュームがゼロでも同じように出るということらしい。ノイズの原因がプリアンプのトーン回路部分なのか、パワーアンプ部分なのかを見るためにセパレートスイッチを切換える。Rチャンネルのパワーアンプから「カリカリ・・・」と小さなノイズが聞き取れた。パワーアンプブロックを取出すためにボンネットと底板を...
View ArticleTOA 業務用機 P150D
以前から気になっていた業務用機を「部品取り・ジャンク品」として頂けることになった。電源を入れる前にさっそく天板を開けてみる。内部は中央に電源トランスが鎮座、左右にパワーアンプを配置。大きく重そうな電源トランスはカットコアタイプ。パワーアンプユニットは左右対称ではなく、全く同じ物が使われていた。業務用としてラックに入れて使われるためか「足」が付いていない。手持ち品の中から30φのゴム足を使う。まずLチ...
View ArticleKA-5006
このところパソコンが不調で、いきなりシャットダウンすることが多くなっている。きょうは久々に記事をアップすることができた。現状は、リレーの作動音は聞こえるが音が出ない。あまり見かけない4CHANNELの入出力端子。スライドスイッチの使い方もよく分からないが、「プリ・メイン分離スイッチ」とは全然違うらしい。パワートランジスタは、NECの名石2SA627/2SD188の組合せ。取外してチェックした結果、再...
View Article秋葉原へ6台発送。
昨夜のうちに梱包を済ませた6台を積み込んで午前中にヤマト運輸の営業所へ到着。秋葉原への発送を済ませた。市役所では収入の申告を済ませた。待ち時間は一時間あまり・・・・・こんなもんかな?
View ArticleKA-7300D
手に入れてからすでに7年になるので発送前に内部の点検と動作チェックを済ませた。年月の割にはホコリはあまり溜まっていない。メンテナンスの記録は残っていなかったが、ドライバトランジスタを東芝製の2SA1837/2SC4793に交換。パワーアンプ部分と保護回路のコンデンサも新しくなっている。プリアンプ部分は未だ手を入れていない。パワートランジスタはオリジナルのサンケン製2SA747/2SC1116から変更...
View Articleパワートランジスタを測ってみた。
秋葉原の「A月電子通商」で購入したMOSPECブランドの格安パワートランジスタ2N3055/MJ2955をアンプに実装する前に6V50mAの条件で測定してみた。測定結果は同一ロットにもかかわらず、びっくりするほどのバラつきで、2N3055は25~135 MJ2955に至っては何と5~210いう数値になった。この組合せでまともな音が出るのか・・・・・それよりも、正常に動作するのかな?
View Article「A月電子通商」のパワートランジスタ
海外から届いたサンケン製?の2SA747/2SC1116を試したヤマハ機で今回はMJ2955/2N3055を同じように試してみることにした。片チャンネルづつテストすることにして、まずパワートランジスタを取外す。ついでなので足の黒くなった日立製トランジスタも代替品に交換しておこう。 2SA872Aは東芝の2SA970GRに、2SA673Aは2SA1015Yに交換。...
View ArticleSA-6700、九州から
九州・福岡から小ぶりのアンプが届いた。同梱された封書には「パイロットランプ点灯せず」「左チャンネルが不安定、音が途切れる」となっていた。ボンネットを開けて内部を観察。埃はほとんどなく、コンデンサはほぼ全数がオーディオ用に交換されている。電源を入れて、パイロットランプの点灯電圧を確認してみると、AC37.3Vだった。ここから620Ωの抵抗で電球の電圧に落としているようだ。「左チャンネルが不安定」という...
View ArticleSA-6700 その後
手持ち品の4φ14V70mA電球にリード線を継ぎ足し、熱収縮チューブで絶縁してホルダーに収めた。点灯電圧の調整は620Ωの抵抗を増減することで何とかなりそうだ。スライダックを用意して電源電圧の37Vにセット。部品箱にあった2ワットの抵抗を直列に入れて点灯させ、明るさを確認する。...
View ArticleA-700が不調
昨年の12月にランプ切れが解消したばかりのパイオニア機に気になる症状が出るようになった。 1.スピーカー切替スイッチにRチャンネルだけ切替ノイズが出ている。 2.バランスボリュームとモードスイッチのインジケーターが点灯しない。...
View ArticleA-817XG
オンキョーのお気に入り機もご機嫌ナナメ。メインボリュームの「ガリ」がひどく、ソースダイレクトスイッチの接触が良くないらしく切換えた際に片チャンネルになるようになった。メインボリュームのつまみはどこかにぶつけたのか、一ヶ所に凹み。大型のつまみは表面だけが黒色のアルミで、内部はプラスチック。ほとんどが空洞になっていた。ボリュームとスイッチを取出すのにもサブパネルごと外す必要があった。メンテナンス性はあま...
View ArticleAU-707
電源を入れると、なぜかリレーの作動音が三度聞こえることがあるため、「いたずラッコさん」の記事を参考にチェックしてみることにした。まず、回路図を用意して・・・・・「いたずラッコさん」の記事に出てくる回路図と同じ基板記号「F-2663」なのだが・・・・・回路図で見ると同じ「F-2663」なのにかなり違いがあるようだ。ラッコさんの回路図にはリレードライブ回路の上にもトランジスタ2個の回路があったはず。電源...
View ArticleAU-111 復刻版?
歯医者から戻るとヤマト運輸で真空管アンプが届いていた。事前の情報では、 1.スイッチオン後、約15分ほど経過すると突然L側の音が大きくなる。 2.それと同時に明らかに音が歪む。 3.その後2時間くらいで左右のバランスが同じくらいになり歪みも小さくなる。現物を見ると、セレクターに当時はなかったはずのCDポジションがあることから、...
View ArticleAU-111 復刻版? 2日目
パワーアンプ部分のコンデンサや抵抗をチェックしてみたが、特に問題があるようなものは見つからなかった。そうなると、今回も真空管ソケットが怪しいということになる。ガイドピンがない6L6GCでも、オムロンのソケットに差し込んでみるとまったくグラグラすることがない。近づいて見ると電極自体がゆがんでいるようにも見えるし、内側にも何か付着物があるらしい。ひとつづつの電極に対策を施し、効果を確認してみることにした...
View ArticleAU-111交換用真空管
届いた交換用の真空管に差し替えて動作確認を続ける。こうやって自作の100W出力のKT88アンプと比べてみると、出力トランスの大きさはほぼ同じ。電源トランスはケースに入っていないサンスイ機の方が大きい。交換用の真空管はすべてロシア製のエレクトロ・ハーモニックスブランド。...
View ArticleKA-6100
同じようなメーター付の7500や7700Dよりやや軽量のトリオ機がやってきた。現状は「電源は入るが音が出ない」電源を入れ、CDプレーヤーをつないであちこちスイッチを操作してみた。セレクタースイッチを何度か回していると音が出ることもあったため、接触不良を疑う。ボンネットを開けて内部を観察。ホコリは思ったより少ない。パワートランジスタはサンケン製のメタルタイプ、2SA980/2SC2260だった。この組...
View ArticleCA-1000Ⅲ 続き
スピーカーでもヘッドホンでも同じように問題なく動作しているようなので、このシリーズの定番ともいえる保護回路/電源回路基板をチェックする。外装フィルムの下がったコンデンサの交換とリレーの接点清掃は必須だろう。リレーと2個のブリッジダイオードはハンダが追加されたらしく「団子状」になっている。取出したリレーはピカピカで、新品に交換されたのではないかと思える。外見上は新品同様だったが、片チャンネル分の接点だ...
View Articleオンキョー M-508
大型メータ付重量級を作業台に運び上げた。多少の汚れはあるが、ほとんど錆や傷はなく、状態は悪くなさそうだ。現状は「電源は入るが、片チャンネルからしか音が出ない」ということらしい。サイドウッドと天板を外し、内部観察から始める。ホコリの堆積はあまり多くなくこれまでいじられた様子もない。底板も外して同様に観察。大きな基板も部品交換などの跡はないように見える。詳しく見ると小さなハンダ割れが多発していたため、ま...
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