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Channel: アンプとインプとの日々
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AU-111 復刻版? 2日目

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パワーアンプ部分のコンデンサや抵抗をチェックしてみたが、特に問題があるようなものは見つからなかった。
そうなると、今回も真空管ソケットが怪しいということになる。
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ガイドピンがない6L6GCでも、オムロンのソケットに差し込んでみるとまったくグラグラすることがない。
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近づいて見ると電極自体がゆがんでいるようにも見えるし、内側にも何か付着物があるらしい。
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ひとつづつの電極に対策を施し、効果を確認してみることにした。
ガイドピンのない出力管を慎重にソケットに挿入して電源を入れる。
ヒーターの点灯が確認できたので差し込む方向は間違ってはいなかった。
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CDを再生して、情報どおりの症状が出るか聴いてみる。
彼女の澄んだ歌声なら歪は簡単に分かるだろう。
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チョークコイルの代用として、この大型のホウロウ抵抗が担っているようで、とにかく発熱する。
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動作中は出力管よりも熱い。
取付ネジの温度は室温12℃で114℃にもなる。
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シャルロットの歌声はCD1枚分の再生が終わるまで歪むようなことはなかった。
今度は「真逆」とも言えるスティーヴィーの声を楽しむことにする。
その後も動作は良好で、シンディ・ローパー、ベリンダ・カーライルなどの聞きなれた歌声を楽しむことができた。
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バイアス電圧をテストポイントに示された数値に調整して、もう少し動作の確認を続けることにしよう。
イメージ 9

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