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Channel: アンプとインプとの日々
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AU-111 復刻版?

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歯医者から戻るとヤマト運輸で真空管アンプが届いていた。
事前の情報では、
1.スイッチオン後、約15分ほど経過すると突然L側の音が大きくなる。
2.それと同時に明らかに音が歪む。
3.その後2時間くらいで左右のバランスが同じくらいになり歪みも小さくなる。
イメージ 1


現物を見ると、セレクターに当時はなかったはずのCDポジションがあることから、
1965年発売のオールドサンスイ機ではなく、どうやら「復刻版」のようだ。
イメージ 2


機種名はAU-111 vintage1999となっていた。
検索してみると、当時40万円を超える価格で200台限定で発売されたらしい。
イメージ 3


天板を開けて内部を観察。
カバー型の大型トランスが3個、チョークコイルは使われていないようだ。
ホコリはほとんどなく、シャーシーはステンレス製だろう。
イメージ 4


200mVと280mVのシールが貼ってある緑色のテストポイントが4ヶ所
イメージ 5


スピーカー端子のそばにある4個のボリュームが出力管1本づつのバイアス電圧調整用だろう。
イメージ 6


電源トランスのそばにあるボリュームは何を調整するためのものかな?
イメージ 7


出力管を抜こうとしたら、左右に大きく傾く。
イメージ 8


反対側に寄せるとここまで傾けることができ、ほとんどグラグラになっている。
イメージ 9


使われていた6L6GCはスべトラーナ製。
ずっしりとした、ていねいな造りに見える。
イメージ 10



グラグラするはずで、ベース中央のガイドピンがなくなっていた。
イメージ 11


出力管を4本とも抜いてみると、ガイドピンがあるのは1本だけだった。
これではどの方向にも挿入できてしまうので非常に危険だ。
イメージ 12


底板を開けてシャーシー内側を観察。
折れたガイドピンはリード線に当たって止まっていた。
イメージ 13


他のソケットには折れたガイドピンは見当たらず、シャーシー内にも残っていなかったため、
すでに取出されたのかもしれない。。
イメージ 14
横浜から封書も届いている・・・・・忙しくなりそうだ。

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