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Channel: アンプとインプとの日々
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KA-6100

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同じようなメーター付の7500や7700Dよりやや軽量のトリオ機がやってきた。
現状は「電源は入るが音が出ない」
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電源を入れ、CDプレーヤーをつないであちこちスイッチを操作してみた。
セレクタースイッチを何度か回していると音が出ることもあったため、接触不良を疑う。
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ボンネットを開けて内部を観察。
ホコリは思ったより少ない。
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パワートランジスタはサンケン製のメタルタイプ、2SA980/2SC2260だった。
この組合せは初めて目にする。
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セレクタースイッチを取出すため底板を外す。
これまでいじられたような痕跡はなさそうだ。
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テープ関係のスイッチも信号が通過するので、セレクターとともに取出し、接点を清掃する。
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接点は予想どおりの汚れ。
これが音が出ない原因だろう。
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スピーカー切換スイッチも同じタイプだったので清掃する。
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リレー接点も清掃は必須。
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レバースイッチも同様に接点を磨く。
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パワートランジスタは取外してシリコーングリスを塗り直した。
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アイドリング電流調整用の半固定抵抗は状態が良くないように見えたため、手持ち品に交換。
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電源を入れてアイドリング電流を調整する。
テストポイントでの電圧を20mVにセットした。
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再びCDプレーヤーをつないで効果の確認。
メーターは両チャンネルとも振れ、問題なく音が出るようになった。
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フロントパネルやスイッチのノブなどを湯洗いして「完了」としよう。

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