きのうはCD再生中にリレーが落ちる音がして、両チャンネルともに音が出なくなった。
きょう再び電源を入れてみるとリレーは作動し、音が出るようになっていたが、
しばらくするとリレーの落ちる音が聞こえ、やはり音が出なくなった。
![イメージ 1]()
きょう再び電源を入れてみるとリレーは作動し、音が出るようになっていたが、
しばらくするとリレーの落ちる音が聞こえ、やはり音が出なくなった。
保護回路が作動したものと思い左右のオフセット電圧を確認してみたが、両チャンネルともに
10mV内外で特に問題になる値ではなかった。
![イメージ 2]()
10mV内外で特に問題になる値ではなかった。
そうなると、保護回路に問題ありと予想して、またまたフロントパネルを外す羽目になった。
![イメージ 3]()
フロントパネルに取付けられている2枚の基板をパワーアンプブロックの上に持ち上げて
ようやく保護回路/電源回路基板のハンダ面にアクセス。
結線は全て単芯の硬いものなので、何度もこんなことをやっているとポキリと折れてしまいそうだ。
![イメージ 4]()
ようやく保護回路/電源回路基板のハンダ面にアクセス。
結線は全て単芯の硬いものなので、何度もこんなことをやっているとポキリと折れてしまいそうだ。
サービスマニュアルにより、リレー駆動用は「TR5」だと分かった。
トランジスタは右からTR5、TR6、TR7の順に並んでいる。
![イメージ 5]()
トランジスタは右からTR5、TR6、TR7の順に並んでいる。
ところが基板上は並び方がTR6、TR5、TR7の順になっていた。
印字のミスかな?
![イメージ 6]()
印字のミスかな?
リレー駆動用と左右のリプルフィルター用に使われていた三菱製2SC1735は足が真っ黒。
しかも付根部分からシミのようなものが浮いているので、これが誤動作の原因かもしれない。
3個とも手持ち品の2SC2383に交換しておこう。
![イメージ 7]()
しかも付根部分からシミのようなものが浮いているので、これが誤動作の原因かもしれない。
3個とも手持ち品の2SC2383に交換しておこう。
無極性接続されていた6.3V470μFも信頼性の点から新品の16V470μF105℃品に交換する。
![イメージ 8]()
トランジスタとコンデンサを取付けて効果の確認。
CDの再生途中にリレーが落ちることもなくなったので、場所を移してレコードプレーヤーで
フォノイコライザの動作もチェックした。
CDの再生途中にリレーが落ちることもなくなったので、場所を移してレコードプレーヤーで
フォノイコライザの動作もチェックした。
メインボリュームはディテントタイプではないがクリック感のあるものが使われている。
最初のワンクリック目だけはRチャンネルの音が小さいが、この程度のギャングエラーは
仕方がないかもしれない。
![イメージ 9]()
最初のワンクリック目だけはRチャンネルの音が小さいが、この程度のギャングエラーは
仕方がないかもしれない。