PMA-501の試聴を続けながら、次のデノン機を楽しむ。
現状は、ハイカットフィルタースイッチをオンにする際、強烈なポップノイズが出て
保護リレーが落ちるらしい。
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現状は、ハイカットフィルタースイッチをオンにする際、強烈なポップノイズが出て
保護リレーが落ちるらしい。
コンデンサ類は既に交換されたものが同梱されていた。
![イメージ 2]()
現状確認のため電源を入れてみると、数秒でリレーの作動音が聞こえ、CDプレーヤーの
音声が問題なく再生できることが分かった。
ハイカットフィルターのレバースイッチをオンにした途端、情報どおりヘッドホンから
ノイズが聞こえリレーが落ちる音がした。
![イメージ 3]()
音声が問題なく再生できることが分かった。
ハイカットフィルターのレバースイッチをオンにした途端、情報どおりヘッドホンから
ノイズが聞こえリレーが落ちる音がした。
フィルター回路基板にアクセスするためにフロントパネルを外す。
その前につまみ類を抜き取ろうとするとセレクターのイモネジが1個回らない。
穴からのぞくとマイナスドライバー用の溝がつぶれていた。
![イメージ 4]()
その前につまみ類を抜き取ろうとするとセレクターのイモネジが1個回らない。
穴からのぞくとマイナスドライバー用の溝がつぶれていた。
もう1個のイモネジで止まっていたので抜き取ることはできたが、プラスチック部分に
ヒビも入っていた。
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ヒビも入っていた。
フィルター回路基板は4個のビスを外すだけで取出せそうだ。
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基板の端子への配線が何かヘンだ。
左のインプット側では「L-IN」がピンク、「R-IN」がシロの被覆線。
右のアウト側では「L-OUT」がシロ「R-OUT」がピンクと逆転している。
後々のためにもここは統一しておいた方がよさそうだ。
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左のインプット側では「L-IN」がピンク、「R-IN」がシロの被覆線。
右のアウト側では「L-OUT」がシロ「R-OUT」がピンクと逆転している。
後々のためにもここは統一しておいた方がよさそうだ。
取出した基板は接点復活剤が盛大に使われたらしくびしょびしょになっていた。
もちろんトランジスタや抵抗類も濡れている。
![イメージ 8]()
もちろんトランジスタや抵抗類も濡れている。
使われていたトランジスタは2SC1345のDランクが6個。
どれも足が真っ黒になっていた。
2SC1345は秋月で手に入れた新品が手持ちにあるが、ランクが違い過ぎるので
ここは2SC1815GRを使うことにした。
タンタルコンデンサも怪しいので、同じ2.2μFで高耐圧の電解コンデンサ(105℃品)に
交換しておこう。
![イメージ 9]()
どれも足が真っ黒になっていた。
2SC1345は秋月で手に入れた新品が手持ちにあるが、ランクが違い過ぎるので
ここは2SC1815GRを使うことにした。
タンタルコンデンサも怪しいので、同じ2.2μFで高耐圧の電解コンデンサ(105℃品)に
交換しておこう。
タンタルコンデンサの容量は特に問題なさそうだったが・・・・・
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スピーカーをつないで電源を入れ、効果の確認。
ハイカットフィルターをオンにした際にはほんのわずかRチャンネルから小さくポップ音が
聞えるくらいで、保護回路に影響を及ぼすようなことはなくなった。
CDプレーヤーでの試聴も問題なし。
![イメージ 11]()
ハイカットフィルターをオンにした際にはほんのわずかRチャンネルから小さくポップ音が
聞えるくらいで、保護回路に影響を及ぼすようなことはなくなった。
CDプレーヤーでの試聴も問題なし。