メタルタイプのパワートランジスタが2ペア以上使われている機種を探して
所有機のボンネットを次から次へと開けまくり・・・・・
静岡のドラマーさんから提供してもらったヤマハCA-1000靴ら2SA745B/2SC1403Bを
2ペア取出した。
![イメージ 1]()
所有機のボンネットを次から次へと開けまくり・・・・・
静岡のドラマーさんから提供してもらったヤマハCA-1000靴ら2SA745B/2SC1403Bを
2ペア取出した。
オリジナルのドライバトランジスタ2SA913/2SC1913の代わりに2SA1837/2SC4793を試してみる。
2SA914/2SC1953の代わりには2SA1352/2SC3416を取付けた。
![イメージ 2]()
2SA914/2SC1953の代わりには2SA1352/2SC3416を取付けた。
トランジスタを取付ける前にパターン面のハンダをきれいに吸取る。
どうやらこの部分で「ハンダブリッジ」を起こしたらしい。
パターン剥がれも・・・・・
![イメージ 3]()
どうやらこの部分で「ハンダブリッジ」を起こしたらしい。
パターン剥がれも・・・・・
焼損したベース抵抗のところには、これまた提供してもらった3.3Ωのヒューズ抵抗を使った。
真っ二つに割れた33Ωのところは1/4Wのカーボン抵抗をリード線が長いまま取付けた。
![イメージ 4]()
真っ二つに割れた33Ωのところは1/4Wのカーボン抵抗をリード線が長いまま取付けた。
放熱器をシャーシーに取付ける金具に使われていたビスは、ネジ山がつぶれていたため、
タップを立て直す。
![イメージ 5]()
タップを立て直す。
パワートランジスタを取付け、基板と一体化。
「仮組み」なので絶縁マイカ板とシリコーングリスではなく、取付・取外しがしやすい
シリコーンシートを使った。
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「仮組み」なので絶縁マイカ板とシリコーングリスではなく、取付・取外しがしやすい
シリコーンシートを使った。
パワートランジスタのベース電圧を監視するためのテスターをつないで電源を入れてみる。
プラス側もマイナス側も0.6V前後になったので、正常に動作していると判断した。
![イメージ 7]()
プラス側もマイナス側も0.6V前後になったので、正常に動作していると判断した。
オフセット電圧に問題ないことを確認してテスト用のスピーカーをつなぎ、音出しを確認。
両チャンネル分とも同じように聞こえていたが、放熱器の温度が大きく違う。
何とか動作するようになったLチャンネルの放熱器は触れないくらいの熱さになった。
アイドリング電流をチェックしてみると、約360mAも流れている。
左右で4倍も違うのはバイアス用、ドライバトランジスタ、パワートランジスタの特性の違いが
原因だろうか・・・・・
![イメージ 8]()
他にも何か劣化した部品があるのかなあ。
両チャンネル分とも同じように聞こえていたが、放熱器の温度が大きく違う。
何とか動作するようになったLチャンネルの放熱器は触れないくらいの熱さになった。
アイドリング電流をチェックしてみると、約360mAも流れている。
左右で4倍も違うのはバイアス用、ドライバトランジスタ、パワートランジスタの特性の違いが
原因だろうか・・・・・
他にも何か劣化した部品があるのかなあ。