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Channel: アンプとインプとの日々
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うれしい「クール便」、静岡から

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介護のため、実家で過ごした昨日に届いていたらしい「クール便」を、きょう受取ることができた。
受取ってくれた「オクサマ」は、すでに外側のビニールを外して内容を見るために待っている。
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「オクサマ」期待の視線を受けながら、高級そうな包み紙を開けていく。
中にはまたまたうれしい静岡の銘菓の詰め合わせが・・・・・
「もおぉ~冷蔵庫、一杯やのにぃ~ブツブツブツ」
その割には「オクサマ」、目は笑ろてるでぇ・・・・・
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静岡の「Aさん」、いつもいつも美味しいものをありがとうございます。

真空管アンプの解体

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久しぶりに降った雨のおかげか、きょうは朝からちょっと涼しい日になったので
自室でアンプいじり。
と、言っても修理やメンテナンスではなく、頂きモノの「解体作業」
元々は6BQ5のプッシュプルアンプだったらしい。
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解体するために底板を外す。
使用されているコンデンサや抵抗類はなかなか良いもののように見える。
配線材もハンダ鏝の熱では溶けない耐熱電線が使われているようだ。
透明な被覆の単芯線は金メッキされたものらしい。
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回路図は無く、これだけ絡み合ったジャングル配線ではチェックする気にもなれず・・・・・
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トランスカバーを外すと、B電源平滑用コンデンサも隠れていた。
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高電圧を扱うにしてはハンダ付けはなんだかなあ・・・・・
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トランス類を残してほとんどの部品を取出した。
せっかく良い配線材を使用しながら、立ラグに何本かまとめてハンダ付けする個所では
軽くひっぱるだけで抜けてしまうこともあった。
線材やラグにうまくハンダが浸透していなかったようなので、アンプとしての動作は
安定していなかったのではないだろうか・・・・・
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予備ハンダを施したり、フラックスを浸みこませたりするとうまくいくのになあ・・・

停電中.....

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台風21号の影響で13時頃から停電が続いている。
もうすでに7時間経過したが非常に不便。
蒸し暑いのに使えるのは「うちわ」だけ。
水とガスが使えるのは救いかな。

三連休、最終日の街歩き

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世の中は三連休。
曇り空の下、「街歩き」に出かけた。
難波に着いて、いつものように「もぐら屋」で「究極のどら焼き」を買う。
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今回も道頓堀を歩く。
関空からの鉄道がストップしている割には結構な人出だ。
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常に情報が変化するのか、行列のできている店とそうでない店の差が大きい。
このお好み焼店は以前はこんなに行列は無かったような・・・・・
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さすがの「ドンキ」もきょうはちょっと暇なようだ。
観覧車は満車ではなく、クルーズ船の乗場も行列はない。
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戎橋から心斎橋筋商店街へ・・・・・
あいかわらず観光客でいっぱい。
「マツキヨ」の店内はちょっとした外国旅行気分。
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ニュースなどでは来日観光客が激減したという「黒門市場」へ行ってみる。
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確かに人通りは以前よりは少なくなっている。
感覚的には半分くらいかな・・・・・
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黒門市場から「にっぽんばし」へ歩く。
デジットで部品などを買い、ハイファイ堂の試聴室へも立寄った。
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サンスイのAU-D707が10万円、ヤマハのCA-1000靴12万円。
CA-2000に至っては15万円の値札にびっくり。
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最近できたらしい食パンの専門店と向かいのジャム専門店へも行ってみた。
祝日ということなのか、どちらもかなり盛況のようだ。
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難波へ戻って、今日のお昼は「ペッパーランチ」で・・・・・
サーロインステーキとハンバーグにソーセージ付。
初めてなので、小さい方に「ライス中」をオーダー。
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ハンバーグを一口食べたところでパシャリ・・・・・
サーロインは柔らかく、ソーセージは予想より太かった。
鉄板が熱々なので、トングでひっくり返しながらでないと焦げてしまいそう。
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ソフトドリンク無料券を貰ってもなあ・・・・・
次はいつ来れるやら・・・
食後は、またまた「にっぽんばし」を徘徊。
部品を幾つかと、新しいスマホを買った。
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TA-F333ESXⅡ 4号機1日目

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体調のすぐれない「オクサマ」を残して、きょうは一人で「おつかい」
途中ハードオフに立寄ったら久しぶりに納得価格でお気に入り機種があったので即確保。
「電源は入るが、音が出ないジャンク」ということらしい。
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このシールを見るのはどれくらいぶりだろうか・・・・・
それでもカウンターのおねえさんは「いつもありがとうございます」だと・・・
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セレクターノブが緩んでいるらしく、カタカタと音がする。
レンチで外してみると、リングナットが緩んでいるだけだった。
それにしても汚い個体だな・・・・・
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汚いのを覚悟してサイドウッドとボンネットを外す。
予想どおり相当量のホコリが堆積していた。
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この機種は3台所有しているが、リアパネル近くにこんなユニバーサル基板があったかなあ・・・
電源一次側に配線されているようにも見える。
12Vリレー、ダイオードとコンデンサが1個に酸金抵抗が4個。
何のためかな?
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いじるのはコンプレッサーでホコリを飛ばしてからということにして、とりあえず底板側から
オフセット電圧をチェックしてみる。
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Rチャンネルはほぼゼロだったが、Lチャンネルは約5V発生していた。
パワーアンプ前段部分には正常な電圧が供給されているので、
原因はいつもの100Ωヒューズ抵抗ではなさそうだ。
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スライダックを使って一次側の電圧を徐々に上げると、プロテクタは解除し、動作もしているらしい。
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TA-F333ESXⅡ 4号機2日目

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庭に持ち出し、コンプレッサーで大体のホコリを飛ばして作業台へ。
中途半端なオフセット電圧も気になるが、スピーカー端子の取付部分が歪んでいたため、
まずそちらをチェックすることにしてリアパネルを取外した。
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スピーカー端子にはかなりの力が加わったらしくパネルの取付部分が歪み、基板には2本の
亀裂が入っていた。
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「亀裂」というより、完全に割れているようだ。
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基板からリレーとスピーカー端子を撤去。
何ヶ所か銅箔パターンの切れた部分は裸銅線を使って補修できそうだ。
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リレーの接点は真っ黒。
消しゴムで磨いて、リレークリーナーで処置を済ませた。
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謎のユニバーサル基板は取外してパターン面をチェック。
ただ単に電源スイッチとヒューズ間の中継としてしか使われていない。
現状では特に必要ないのかも・・・・・
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リアパネルを外したので、この際セレクタースイッチの接点もメンテしておこう。
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接点の数は多いけれど、入力信号を切換に使っているのは片側1列だけ。
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TA-F333ESXⅡ 4号機3日目

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多用されているヒューズ抵抗を取出して、ひたすら抵抗値をチェック。
10Ωはベース抵抗で扱う電流が少ないためか、ほとんど劣化していないようだが、
エミッタ抵抗の100Ωや470Ωはほとんどが数倍の抵抗値に変化。
どうやらこのことがオフセット電圧に関係しているらしい。
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プロテクタが作動するほどのオフセット電圧もヒューズ抵抗を交換することで
100mV以下に下がり、調整で10mV以下にセットできた。
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涼しいようだが、標準のアイドリング電流値では放熱器がかなり熱くなる。
やや少なめの10mV程度にしておこう。
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調整作業が終わったので、レコードプレーヤーとA/B2系統のスピーカーを接続し、
実際に音を出してみる。
割れていた基板も修復がうまくいったらしく、スピーカー端子はA/Bどちらの系統からも
問題なく音が出るようになった。
接触不良やボリュームの「ガリ」もなく、今のところ動作は安定しているようだ。
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470Ωのヒューズ抵抗は最後の2本。
100Ωも手持ち品がほとんどなくなってきたな・・・・・

PM-5 3号機

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ソニー機がゴキゲンで動作するようになったと思ったら、きょうはマランツ機が不調だ。
片チャンネルからバリバリノイズが出てプロテクタが作動し、音が出なくなった。
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さっそくボンネットを開けてみる。
パワーアンプ前段部分は既にコンデンサとサーボ回路のオペアンプを交換済み。
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ノイズ源を未チェックだったトーンアンプと予想し、フロントパネルを外して底板を開ける。
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トーンコントロール回路には東芝製のICが左右チャンネルに1個づつ使われていた。
特にピンは黒く汚れてもいなくてまずまずきれいだったが、いちおう消しゴムで磨いておいた。
ついでだからコンデンサは交換しておこう。
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トーンコントロール回路はノイズ源ではなかったようなので、やっぱりパワーアンプ前段部分が
怪しいかな・・・・・
これまでの経験から2SA872Aを疑い、手持ち品種の中からA992に交換することにした。
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前段部分のトランジスタを交換したのでオフセット電圧を再調整。
200Vレンジではゼロボルトを示し、プロテクタが作動することはなかった。
最小レンジで10mV以下にセットできたので、しばらく様子を見ることにしよう。
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L-10 の残留ノイズ

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なかなか解決につながるヒントも見つけられないラックスマン機を久しぶりに作業台へ・・・
ドライバ段とパワー段以外のトランジスタは既に交換済みだが、左右の残留ノイズレベルに
少し差があって、やっぱりRチャンネルがやや大きい。
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垂直に実装されたRチャンネルのパワーアンプ部分。
この中にノイズ源になっている部品があるように思うのだが・・・・・
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この部分のコンデンサ4個は未交換のまま。
どうやら保護回路のようなので、ノイズとは無関係かもしれない。
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4個とも取出して新品に交換してみたが、顕著な効果は認められず・・・・・
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初段のモジュールやブロックコンデンサが原因でなければいいがなあ・・・

ヤマハ PC1002 1日目

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「動作未確認機」がやって来た。
ヒューズは切れていなかったが、いちおう天板を開けて内部を目視点検する。
出力部分のコイルの横のセメント抵抗がパンクしていた。
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破裂したセメント抵抗はLチャンネル側だったので、まずはパワートランジスタの無事を確認する。
何となくシリコーングリスが新しいような・・・・・
パワートランジスタも2SA1117/2SC2608ではなく、モトローラ製が使われていた。
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Hfeを測定してみると、PNP側は2個とも100程度あるのに、NPNの方は10くらいしかなかった。
測定電流が少なかったためだろうか・・・
ショートやオープンといった明らかな不良ではなかったので再使用できるかもしれない
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ほとんど真っ二つに割れたセメント抵抗は中からニクロム線のようなものが見えている。
そばには欠片も落ちていた。
とりあえずヒューズ抵抗もチェックしてみたが、抵抗値に問題は無いようだった。
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ヤマハ PC1002 2日目

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10Ωのセメント抵抗を手持ち品の酸金抵抗に交換。
直列になっていた104Jフィルムコンデンサも念のためチェックしてみたが容量に問題はなかった。
5Wのセメント抵抗が破裂するほどだったので新品を使った方がいいかもしれない。
124Kしかなかったが、この程度の違いは問題ないだろう。
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交換が終わったので、アイドリング電流を監視しながら電源を入れてスライダックで電圧を上げる。
AC50Vを過ぎたあたりで両チャンネルともリレーが作動し、プロテクタが解除した。
AC100Vまで上げ、しばらく放置したあと標準値の12㎷にセット。
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動作は問題ないようなので、あとはひたすら掃除だな・・・・・

KA-7700D 1日目

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大阪・東成区からトリオ機がやって来た。
現状は音が出力が小さく、音が出にくいらしい。
ヤマハの業務用機は「完了」ということにして、こちらを楽しむことにしよう。
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メーターレンジ切換スイッチのレバーが右方向に曲がっているように見える。
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トリオ機にケンウッドのCDプレーヤーをつないで現状確認。
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どうやらテープモニタースイッチの接触が良くないらしい。
このスイッチまわりはかなり入り組んでいるので、ちょっと面倒な作業になりそうだ。
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KA-7700D 2日目

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大型で強力な台風24号が何事もなく通過してくれることを願いながら試聴三昧。
アナログ盤もCDも雨や風の音に負けずガンガン鳴っている。
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KA-2600 1日目

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某所から「ノイズが出る」という相談を受けたので、同機種を使って検証してみる。
「アンプ堆積層」から発掘したため汚れがひどい。
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天板部分には汚れだけでなく、サビも目立つ。
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電源を入れてみるにしても、この状態では・・・・・
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サイドウッドを外してボンネットを開ける。
サビは目立つが、ホコリは堆積していなかった。
とりあえずコンデンサを手持ちがある分だけ交換を済ませた。
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電源コードがカットされているので、ACアウトレットのところに仮のコードを
取付けてみる。
コンセントは2個とも欠けてしまっていた。
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ACアウトレットの内側に電源コードとヒューズホルダーをつないで、電源トランスの
一次側にACを供給する。
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プリアウト・メインインジャックは連結バーが欠品。
このままパワーアンプ部分をまずチェックする。
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スライダックを使って一次側の電圧を100Vまで上げた時、B電源の電圧は53.4Vになった。
ヘッドホンで確認すると、わずかなハムノイズとやや大きな「サーノイズ」?
「シーノイズ」?が聞えた。
コンデンサ交換はあまり効果がなかったらしい。
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やっぱりトランジスタを交換せんといかんのかな・・・・・

KA-2600 2日目

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フォノイコライザ回路のトランジスタを交換する。
使われていたのは2SC693Eで、金メッキされたピンは取外した際にポキリと折れた。
とりあえず2SC1815GRで代用する。
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パワーアンプ部分の2SC458は足が真っ黒だったのでここでも2SC1815に交換。
2SC984のところはなぜか1個だけ2SC495になっていた。
既にいくつかのトランジスタは交換されているが、作業はあまりうまくない。
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プリアウト・メインインジャックに手持ちの連結バーを挿入して動作の確認。
古い機種なので、わずかなハムノイズは聞こえるが、「サー・ノイズ」は
ほとんど気にならなくなった。
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基板へのハンダ付けは非常にいい仕事をしているので、交換作業は非常に面倒。
もうやりたくはないな・・・・・

ソニー TA-3120 1日目

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静岡から私の名前を叫びながら、「スッパムーチョ」のばーちゃんが
3台のアンプを携えてやって来た(笑)
(台風25号の影響は無かったのかなあ・・・)
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さっそく1台目を開梱。
ソニーのパワーアンプが入っていた。
現状は「電源を入れたら煙が出た」らしい。
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オリジナルと思われる5Aのヒューズは切れていなかったので、パワートランジスタの
ショートなどの深刻な事態ではないと予想。
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ボンネットを開けて内部を観察。
古いなりに汚れはあるが、ホコリは堆積していなかった。
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パワートランジスタは当時のままのソニー製2SD45が8個で、パラプッシュ動作だろう。
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左右のパワーアンプ基板とプロテクタ回路基板を目視点検。
部品交換などはこれまでされていないようだ。
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観察を続けると、ACアウトレットに並列になっているスパークキラーが破裂していた。
たぶんこの部分から煙が上がったのだろう。
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原因ヶ所が見つかったようなので、すぐにも電源を入れてみたいが、とにかくチェックを続ける。
予想どおり何の表示も出ない。
他には焼けたり焦げたりしたような部品は見つからなかった。
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古い機種のため電解コンデンサの交換は必須と思われるので手持があるだけでも105℃品を使う。
プロテクト回路に使われていた10㎌100Vは3倍以上に変化。
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新品の10㎌100Vはさすがの精度。
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使われている抵抗はほとんどが1/2Wのソリッド抵抗だった。
これも劣化が予想されるので、まず100Ωをチェック。
10%誤差の銀帯としても正常範囲を超えている。
1/2W抵抗の手持ちはほとんどないし・・・・・・
1/4Wで試してみようかな?
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「静岡のAさん」・・・いろいろと頂くばかりで、本当にありがとうございます。

CA-800Ⅱ 1日目

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ソニーのパワーアンプはソリッド抵抗をそっくりカーボン抵抗に入換えることにして
必要な1/2Wの抵抗値が揃うまで2個目の段ボールを開梱して作業台へ・・・
現状は片チャンネルが出ないということらしい。
パワーアンプ部分のみでも同じ症状だとのこと・・・・・
年代の割に、とにかくパネル部分や木製ケースの状態がすこぶる良い。
電源コードもきれいだ。
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CDプレーヤーをつないで電源を入れ、ヘッドホンで現状確認。
Lチャンネルから音が出なかった。
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チェックのため木製ケースを外す。
底の部分のパンチングメタルにもサビは全然出ていない。
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この部分を見る限り、一度や二度は開けられたのかもしれないな・・・
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イヤホンを使って信号の流れをチェックする。
Lチャンネルのパワーアンプ入口には信号が届いていた。
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次に出口部分に届いているかもチェック。
結果、Lチャンネルのパワーアンプも動作はしていることが分かった。
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そうなると、信号の流れは次はリレーということになる。
リレーの載った定電圧電源/保護回路基板にアクセス。
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緑色のリード線をたどると基板のLの端子にまで信号は届いていた。
リレーが怪しいかな?
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と、いうことでリレーを取出して接点を清掃する。
あまり汚れているようには見えなかったが・・・・・
消しゴムと接点グリスで処置だけは済ませておこう。
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ついでに基板上のコンデンサは手持ちの105℃品中心に交換。
保護回路の小信号用トランジスタ2SA763/2SC458は2SA1015/2SC1815に交換した。
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一通りの交換作業が済んだので、再度電源を入れて効果の確認。
両チャンネルから音が出るようになったが、レバースイッチの切換ノイズが
少し出ているようだ。
やっぱりスイッチの分解・清掃も必要らしい。
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CA-800Ⅱ 2日目

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ローフィルタースイッチのレバーを上げ下げした際に軽い切換ノイズが聞こえるが、
しょっちゅう切換えるものでもなく、普段は20Hz側に下げた状態で使用するので
接触不良が気になるようになるまではこのままでいいだろう。
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両チャンネルとも問題なく音が出ているようなので、オフセット電圧とアイドリング電流を調整。
調整作業はスムーズにできたが、半固定抵抗は新品を使った方がいいかもしれない。
足のくなった日立製のトランジスタも・・・・・
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この機種のACアウトレットにはソニーのパワーアンプのようなスパークキラーは無いんだな・・・と
思いつつ電圧を測ってみると、電源スイッチがオフにもかかわらずテスターの表示はAC104.7V。
SWITCHED(スイッチ連動)なら「ゼロ」ではないのかなあ。
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何となく気になったので、リアパネルを倒してACアウトレットの配線状態を確認。
配線を変えられたり、特にいじられたりしたようには見えない。
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CA-800Ⅱ 3日目

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動作はしているようだが、何となくノイジーな感じがする。
特にRチャンネルの方が顕著だ。
プリ・メインを分離してみると、原因はパワーアンプらしいので
取出してチェックする。
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Rチャンネルのパワーアンプ基板のハトメにつながる配線を全て外して
パワーアンプブロックを取出した。
それにしても放熱器を取付けている2本の長ビスは固く締めすぎではないか?
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初段差動回路の2SA763の足が黒くなっている。
これを疑って交換してみることにした。
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2SA763を3個と、同じく足が黒くなっていた2SC458を取出した。
hFEの実測値から、2SA763の代わりには2SA1015GRを、2SC458には2SC1815Yを使う。
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トランジスタと同時に無極性コンデンサも新品に交換。
入力用の2.2㎌は手持ちの都合で3.3㎌を使った。
Lチャンネルもわずかに同様のノイズが聞こえるが、無極性コンデンサの手持ちがなくなったので
トランジスタの交換も「先送り」にしよう。
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これで「完了」と思ったが、オペレーションスイッチがNORMAL側の時、内部で「カリカリ」
「パリパリ」といった小さな異音がしているようだ。
CLASS A側では聞こえないので、切換スイッチに問題があるのかもしれない。
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CA-800Ⅱ 4日目

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オペレーションスイッチの接触不良を疑い、取出して新品に交換することにした。
レバースイッチの両側に電源電圧切換用のマイクロスイッチが見える。
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フロントパネルを外して取付ビス2本を外してから、刺さっているコネクター2個を抜く。
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基板のハンダ面にアクセス。
レバースイッチのランドは小さく、パターン剥がれを起こさないようにしなければ・・・。
逆にマイクロスイッチの部分にはたっぷりのハンダで取付けられているので、
吸取りは手間取りそうだ。
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何とかパターンを剥がすことなくレバースイッチとマイクロスイッチを基板から撤去できた。
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取付けステーからレバースイッチを取外す。
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レバースイッチの接点は予想していたよりは汚れていなかった。
消しゴムと接点グリスで処置を済ませておく。
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マイクロスイッチを2個とも新品に交換して効果の確認。
内部からの異音は聞こえることがなくなったので、パネルとつまみを付けて試聴を続ける。
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Lチャンネル分の無極性コンデンサが手に入るまでこのまま使うことにしよう。
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