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Channel: アンプとインプとの日々
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IntegraA-722nⅡ160 6日目

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小音量時の「ガリ」が気になるメインボリュームを取出して、内部を清掃することにした。
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センタータップ付きのボリュームは端子にシールド線をしっかり巻付けてからハンダ仕上げ。
ていねいな仕事は部品交換がやりにくい。
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シャフトの終端はプッシュナットではなく、「カシメ方式」だったため分解はできても再組立ては
無理だろう。
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頂きモノの下位機種733にも同じボリュームが使われていたので、ここから移植することにした。
確か「ガリ」は無かったはず・・・・・
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同じアルプス製の100㏀センタータップ付きだが、ロットが違うためか表示が少し違う。
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軸の色など細かい点は違うが、移植に問題は無いだろう。
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配線を元に戻すのはかなり面倒だったが、移植が終わったので効果の確認。
アナログ盤の試聴でフォノイコライザの動作にも問題ないことが確認できた。
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画像では分かりにくいが、つまみ類は733に使われていたものの方がはるかにきれいで、
全く同じものなのですべて入換えてしまおう。
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フロントパネルも下側の733のものはほぼ無キズで文字消えもないが、さすがに下位機種の
パネルに交換というわけにはいかないだろう。
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722のパネルはいくつか文字消えがある上にかなり汚れがひどいが、あまり強力な洗剤は
使わない方がよさそうだ。
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サイドウッド付のボンネットも733用の方がはるかに程度が良い。
サイズ的には入換可能だが・・・・・
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材質は全く同じで放熱用の孔の形が違う。
733用は長方形で、722用は正方形で出力が大きいためか少し開口面積が広いようだ。
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オリジナル?きれい方?・・・ボンネットはどっちを使おうかな?

IntegraA-722nⅡ160 仕上げかな?

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「仮付け」していた電源コードを取外し、733から部品取りした電源コードを移植した。
同じ太さのコードだったので、コードストッパーもピッタリ。
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電源ランプは4φの6V球がなかったので3φの9V球を使ってみた。
フロントパネル越しでもそれほど暗くなく、十分実用になりそうだ。
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動作させながらスピーカー切換えスイッチを操作するとLチャンネルが不安定になる。
どうやらコモン接点が歪んでいるらしい。
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横から見ると、わずかに浮き上がっているように見える。
ピンセットで押さえて接触が回復したようだ。
これが当初の「ヘッドホンは鳴るが、スピーカーでは鳴らない」原因だったのかも・・・
このスイッチは733とは接点数が違うので部品取りができず残念。
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フロントパネルを取付けて、733から部品取りした各つまみ類をセット。
モードスイッチだけはローレット軸との咬み合わせが固く、うまく入ってくれないため
パネルから少し浮いたようになった。
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スピーカー切換スイッチも軸のローレットとパネル表示が合わず、Aポジションで少し右に
傾いている。
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TA-F333ESR 1日目

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きのうは2台入りが1ケース、きょうも2ケース届いたので、玄関先の8ケースの内、
また一つを開梱して作業台へ運び上げた。
フロントパネルに目立つキズは無いし、お気に入りのソニー機だが、残念なことに
あまりきれいな個体ではない。
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このシリーズでよくあるサイドウッドのメクレ。
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リアパネル側にも同じように・・・・・
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現状確認のため電源を入れてみた。
パイロットランプは赤のままで、緑に変わることなく、リレーの作動音もしなかった。
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サイドウッドを外し、ボンネットを開けて内部を観察しようとしたが、相当なホコリで
このままでは手を付ける気になれない。
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オフセット電圧の発生を予想し、底板を開けて確認する。
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ブロックコンデンサが4個載ったパワーアンプ後半部分と保護回路部分は
特にいじられたようには見えない。
ハンダ割れを目視でチェック。
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再び電源を入れてオフセット電圧を確認してみる。
Lチャンネルは200Vレンジで「ゼロ」だったが・・・・・
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Rチャンネルはほぼ電源電圧に近いオフセット電圧が発生していた。
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パワーアンプ前半部分に電源を供給するライン上の100Ωのヒューズ抵抗を疑う。
(100Ωの手持ち品、あったかなあ・・・)
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久しぶりの更新になった。
とりあえずは「掃除」からだな・・・・・

TA-F333ESR 2日目

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右サイドに垂直に実装された基板から100Ωのヒューズ抵抗を取出す。
ESXやESX兇茲蠅聾魎垢靴笋垢ぐ銘屬覆里能る。
それでもランドの小ささは相変わらずだが・・・・・
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とりあえず抵抗値をチェックしてみた。
どれも断線はしていなかったが、2倍以上の抵抗にに変化していたので
再使用しない方がよさそうだ。
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手持ち品のヒューズ抵抗は100Ωがなく、47Ωを使うことにした。
電源供給ラインなので、特に問題は無いだろう。
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今のところオフセット電圧は正常なLチャンネルも同じように100Ωを47Ωに交換。
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電源ラインのヒューズ抵抗交換で解決・・・だと思ったが、依然としてRチャンネルは
8.5Vのオフセット電圧が出たままで、プロテクタが解除することはなかった。
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プリドライバ段のヒューズ抵抗470Ωも2kΩ以上に変化していたため手持ち品の中から
560Ωのヒューズ抵抗に交換。
リード線が短かったので、パターン側に取付けた。
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他にオフセット電圧に関係するところは・・・と、探してみるとオフセット電圧調整用の
半固定抵抗のそばにもヒューズ抵抗が見つかった。
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2SK246も疑って交換したが効果なし。
なぜかRチャンネルだけ基板の表示が「D・G・S」ではなく、トランジスタの表示になっていた。
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これでヒューズ抵抗はOKということで、初段差動回路のデュアルFET 2SK389を
左右入換えてみたが、やっぱり効果なし。
まさかなあ・・・と、思いつつ半固定抵抗をチェックしてみると断線が確認できた。
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100Ωの半固定抵抗は先日の三重県からの支援物資にもあったはず・・・・・
念のため取付前にチェックしてみたら7個の内、3個に導通がなかった。
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オフセット電圧調整用の半固定抵抗に不良が見つかったので、アイドリング電流調整用も
新品を使うことにした。
(500Ωの表示が380Ωに変化・・・使えないことはないが・・・・・)
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TA-F333ESR 3日目

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オフセット電圧調整用の半固定抵抗に不良が見つかったため、同形状のアイドリング電流調整用も
この際交換しておくことにした。
三重県からの支援物資にも500Ωがいくつかあったので、これを使ってみる。
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取付前に抵抗値をチェック。
スムーズに変化することも確認できた。
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動作確認の結果、フォノ入力のMC/MMカートリッジ切換えスイッチに接触不良があるようなので
取出して接点をチェックする。
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スライドスイッチはやはり固定接点の前後が黒く汚れていた。
消しゴムで磨いたあと、可動接点の形状の違いに注意して再組立て。
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リレーの接点もチェック。
予想以上に汚れていたため、ここも消しゴムで磨いたあと接点グリスを薄く塗っておいた。
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フロントパネルは濡れ雑巾を使ったあと、ワックス掛け。
あすは庭に持ち出してコンプレッサーでホコリを吹き飛ばして「完了」にしよう。

Integra A-711/150

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ソニー機を「完了」にして次の段ボールを開梱、やたら重いオンキョー機を運び上げた。
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スピーカー切換スイッチはつまみごと無くなってしまっている。
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あるはずの天板も欠品して端子類が剥き出し。
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サイドウッドはボロボロの状態で、筐体はサビだらけ。
どうやら屋外に放置されたことがあるらしい。
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レバースイッチは水平にしても高さが揃わない。
トーンコントロール用はひん曲がり、ラウドネス用は壊れているのか、
切換時の「キレ」がなく、ふにゃふにゃ。
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リアはパネルではなく、パワートランジスタの載った放熱器が突き出ている構造で、
東芝製のトリプルプッシュプル動作のようだ。
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保護カバーを外して、まずはパワートランジスタの無事を確かめることにした。
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コレクタ電流を50㎃流してhFEを測ってみた。
Lチャンネルの2SC1079は50・65・90で、あまり揃ってはいない。
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Lチャンネルの2SA679は3個とも95で、よく揃っていた。
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Rチャンネルの2SA679は85・100・120で、ちょっとバラついているかな。
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Rチャンネルの2SC1079は60・75・85で、まずまずかな・・・・・
とりあえず6ペア全て再使用できそうだ。
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サイドウッドを外して、スピーカー切換スイッチのあったところを観察。
リード線が残っているだけで、スイッチは無くなっていた。
フロントパネルを止めるネジは3本とも欠品らしい。
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スイッチの端子らしいものがいくつか転がり出てきた。
と、いうことはスイッチは壊れたということになるのかな・・・・・
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静岡から お菓子と「支援物資」

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きょうは一週間分の買物と外食の日。
朝からヤマト便で部品取り機とともに「支援物資」が届いた。
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「オクサマ」はどう見てもガラクタにしか見えない「支援物資」より、
どうやらこっちの洋菓子の方が興味あるらしい。
「まだ、開けへんの?」
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あんぷりん「はい、はい、いま開けますよ・・・」
オクサマ「どれどれ・・・おいしいものは賞味期限、短いねえ・・・はよ食べよな」

洋菓子店の屋号はオクサマお気に入りのキャラクターと同じ「うさぎや」
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スヌーピーのキャラクターハンカチも同封してもらっていた。
「オクサマ」一番のお気に入りではないが、このキャラクターを好きではない人はいない。
さっそく使わせていただきます。
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「静岡のAさん」・・・今回もありがとうございます。

サンスイ BA-3000 11日目

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「部品取り機」として届いたパワーアンプを作業台へ・・・・・
どういう扱いを受けてきたのかキズや凹みが多く、外見の状態はあまり良くない。
現状はヒューズが飛んで電源が入らないらしい。
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まずはヒューズの状態を確認。
10Aのヒューズは消し飛んだようになっていたため、パワートランジスタか、
整流ダイオードのショート事故を予想。
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すでにいじられたらしく、内部にはほとんどホコリがなかった。
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ツインダイオードにつながるコネクターを抜いて、ダイオード特性をチェックする。
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テスターの表示は正負側とも465ほどだったため、ショートはしていなかった。
そのままブロックコンデンサの配線を外して、パワー段をチェックしてみると、
Rチャンネルがショートしていることが分かった。
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ショート状態のRチャンネルパワー段を撤去して、Lチャンネルのみで動作を確認。
100㎌80Vは外装フィルムが下がり、漏れ出した電解液でボコボコになっているが、
それでもとりあえず音は出ていた。
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新品部品に替えまくった方がうまく動作せず、ボコボココンデンサなのに動作するとは・・・
何かを見落としているはずなので、2枚の基板をじっくり観察し直すことにしよう。
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サンスイ BA-3000 12日目

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「kazuya373minami さん」からコメント頂いた青い半固定抵抗のそばのトランジスタを確認。
2SC1815GRは基板のE・C・B表示のとおり取付けている。
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ボコボココンデンサの基板の方はトランジスタの向きが逆になっていた。
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向きが逆のトランジスタは2SC945だったので、ピン配列は2SC1815と同じはず。
と、いうことは基板のE・C・B印字が間違っているということになる。
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2SA1015GR/2SC1815GRを両方とも取出して新しいものに交換することにした。
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逆向けに取付けてしまった2SC1815GRはhFEが428だった。
規格表でのGRランクは200~400なのでわずかに超えている。
やはり新品を使った方がいいだろう。
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いちおう部品取り機のRチャンネル分のパワートランジスタをチェックしてみた。
2SB554は2個がショート、2SD424はショートしていたのは1個だがhFEが低下かな。
残りで1ペア取れるかなあ・・・・・
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整流/保護回路基板ごと入替えてみたが、オフセット電圧に関しては効果なし。
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Lチャンネル分をそっくり部品取り機と入替えて動作チェック。
オフセット電圧は調整することで2.5㎷まで追い込むことができた。
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やっぱりこの基板のどこかにオフセット電圧の原因があるはずだが・・・・・
とにかく動作機が1台出来上がったということで「結果オーライ」かな?
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それでも最低ボコボココンデンサの交換とパワートランジスタのシリコーングリス塗り直しは
やっぱり必要だろうなあ。

サンスイ BA-3000 完了かな?

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漏れ出た電解液でボコボコになり、外装フィルムも下がった100㎌80Vのコンデンサを
取出して容量を測定。
124.6㎌で特に問題はないように思えるが、2個とも新品の100㎌100V105℃品に交換した。
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かなり面倒だが、またまた配線を外して放熱器を取出し、パワートランジスタの
シリコーングリスを塗り直す。
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配線を元に戻して電源を入れ、動作の確認。
未調整のRチャンネルに20㎷ほどのオフセット電圧が出ているが調整でLチャンネルと
同じくらいにまで追い込めるだろう。
両チャンネルとも音は出て、メーターも振れている。
フロントパネルの汚れを落とし、もう少し様子を見ることにしよう。
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ウインカーランプ切れ

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実家からの帰路、右折時にウインカーの点滅間隔がやたら早くなっていることに気付いた。
ウインカーのランプ切れを予想し、確認してみると右フロントが点灯していなかった。
ついでにこれまで一度もチェックしていなかったポジション球も確認する。
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ポジション球はナンバープレート球と同じウエッジ球だったので予備球と交換。
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フロントバンパーに組込まれたウインカーを取出す。
これも取外すのは初めてなのでついでに清掃もしておこう。
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電球は割れてはいなかったが、空気が入ったみたいに内部が白くなっていた。
目視の限り、フィラメントは切れているようには見えないが・・・・・
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折りたたみ自転車で10分ほど走ってホームセンターで電球を購入。
2個入で税込み398円だった。
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2個入りを買ったので左側もこの際交換することにした。
リアはオレンジ色に着色されたものだったので、交換は又の機会にしよう。
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PMA-850

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お気に入りのデノン機から突然のバリバリノイズ。
保護回路が働くほどではないが・・・・・
どうやらLチャンネルのパワーアンプ部分かららしい。
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足が真っ黒になった東芝製の2SA942が2個と、2SC2088が1個。
手持ち品の2SA970/2SC2240に交換することにした。
2SA493/2SC1000も付根部分にサビのようなものが見えるので、
2SA1015/2SC1815に交換する。
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トランジスタの交換でノイズは解消したようだが、電源ランプが点灯しなくなった。
指ではじくと点灯することもあるようだが・・・・・
5φの6V球を探すか、それともLEDに交換してしまおうか・・・
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クルマも球切れ、アンプも球切れって・・・・・

TA-F333ESX 1日目

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デノン機を鳴らしながら、玄関先の段ボール箱を開梱して作業台に運び上げた。
お気に入りのソニー機は多少の汚れはあるがほとんどキズは無く状態は悪くない。
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ボロボロになっていることが多いサイドウッドの状態も良好。
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長らく使用されずに放置されていたのか、入出力ジャックにクスミは目立つが、
リアパネルの状態もかなり良い。
珍しく丸い電源コードのバージョンだ。
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サイドウッドを外してボンネットを開ける。
止めネジは5本だが、1本だけ違うものになっていた。
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内部のホコリは少なく、ざっと見渡した限りでは部品交換などはされていないように見える。
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フォノイコライザ/定電圧電源基板はハンダが追加されたようで、「お団子ハンダ」だらけ。
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ボンネットの「ツバ付き止めネジ」はこんなところから見つかった。
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この部分はフロントとリアパネルをつなぐ連結バーを止めるネジなので、頭のウラ側の
「ツメ」でがっちりと固定しないと発振する可能性がある。
前の作業者はそこまで気にしなかったのかな?
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底板側からアクセスしようとしたら、ネジが1本欠品(何だかなあ・・・)
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ブロックコンデンサとパワーアンプ後半部分が載った基板もハンダが追加されたようだ。
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現状確認のため、出力部分にテスターをつないで電源を入れてみた。
Lチャンネルのオフセット電圧は200Vレンジでほぼゼロになっているが、Rチャンネルは
ほとんど電源電圧に近い-53.9V。
これではプロテクタは解除しない。
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パワーアンプ前段部分への電源供給ライン上のヒューズ抵抗をチェックする。
R494の両端電圧は正常なら1ボルトほどのはずが50Vを超えていた。
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R494とR495をチェック。
予想どおりR494は断線していた。
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R495は断線こそしていなかったが、抵抗値が5.5倍にも変化。
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Rチャンネル分も劣化が予想されるので、4個とも新品に交換しておこう。
100Ωのヒューズ抵抗がないので、手持ち品の47Ωを使う。
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再度電源を入れて効果の確認。
プロテクタは解除し、電源のランプも赤から緑に変わって、
オフセット電圧は両チャンネルとも50㎷以下に収まっていた。
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TA-F333ESX 2日目

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オフセット電圧が解消したのでCDプレーヤーをつないで試聴してみると、どのスイッチを
操作してもRチャンネルからだけしか音が出ない。
ソースダイレクトスイッチをオンにした場合のみ両チャンネルから音が出ることが分かった。
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バランスボリュームの断線を疑い、メインボリュームと一緒に取付けられたパネルを取外した。
ここにも「ツメ」の付いたビスが使われている。
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ふたつのボリュームが載った基板のハンダ面にアクセスするためには、フロントのサブパネルも
外す必要があり、かなり面倒な作業になった。
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取出した150KΩの2連ボリュームをチェック。
やはり外側のウエハーがハトメの部分で導通がなくなっていた。
それも2ヶ所も・・・・・
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バランスボリュームを手配する間にスピーカーリレーもメンテしておこう。
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電源のランプは使用を続けるうちに切れることが多いので、点灯頻度の少ない赤いキャップの
電球と入替えることにした。
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接触不良がよくあるカートリッジ切換えスイッチもメンテ。
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予想どおり、固定接点の両端は黒く汚れていた。
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バランスボリュームを150KΩの抵抗でバイパスし、動作を確認。
スピーカーでの動作は問題なかったが、ヘッドホンでは音がかすれたり、割れたり、
片チャンネルになってしまったりする。
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再びフロントリアパネルを外してヘッドホンリレーの載った基板を取出した。
やはり接点は接触不良だったらしく、軽く磨いただけで両チャンネルから音が出るようになった。
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PMA-235 1日目

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実家から戻って、きょうからはリビングに置いたままになっていたデノン機を楽しむ。
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天板はサビが目立つ。
再塗装すると白い文字が埋まってしまう・・・・・
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底板のサビはもっとひどい。
サビ落としの後、スプレー塗装してみるかな。
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サイドとリアパネルは天板や底板と違いアルミ製なので赤サビが出ることはないが、
やっぱりネジ類のサビは目立つ。
あまり良い環境に置かれていなかったのかな・・・・・
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電源一次側の3.15Aヒューズは切れていなかったので、パワートランジスタの無事が期待できそうだ。
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なにわともあれ、電源/保護回路基板上のトランジスタとコンデンサを取出した。
KSC1845やオーディオ用のコンデンサはすでに交換されたものらしい。
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ユーハイムのバウムクーヘン

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朝から、階下で「オクサマ」の声・・・・・
「ちょっと降りてきて~」
リビングのテーブルに高島屋の包装紙に包まれた宅急便が届いていた。
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せかされながら、さっそく包みを解いてみた。
中にはあんぷりん氏の生誕地・神戸の名店のバームクーヘンが3種類21個も・・・
「オクサマ」は「なんでこんなにいろいろいただけるのん?」と、
不思議がりながらも嬉しそう・・・・・
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「江東区のMさん」・・・今回もおいしいものをありがとうございます。
ふたりでゆっくり楽しませていただきます。

PMA-235 2日目

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透明カバー越しに見ると、接点は黒いように見えたので取出してチェックする。
一度はメンテされたことがあるのか、ベース部分に「欠け」があった。
コイル端子の片方が短くなっているようだ。
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パワーアンプブロックも部品交換することにして、まずLチャンネル分を取出した。
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基板のハンダ面にアクセスするために放熱器と分離する。
ココもかなりの汚れ方だったが、放熱器に埋め込まれた温度補償用トランジスタは
割と簡単に抜くことができた。
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コンデンサが怪しいようなので取出してチェック。
電解液が噴き出たような跡があった。
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容量も半分以下になっていたため、全数新品に交換する。
1㎌50Vの表示だが手持ちの都合で1㎌100Vの105℃品を使う。
ちょっともったいないかな・・・
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初段差動用の2SC1775は足が真っ黒。
Fランクで551ならまずまずだが・・・・・
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もう1個の方は379だったので、あまりペア特性は良くない。
オフセット電圧の調整がやりにくそうなので、2SC2240BLを選別して使うことにしよう。
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パワートランジスタのシリコーングリスも乾き切っているようなので塗り直す。
PNP側のMJ2501はベース・エミッタピンが金メッキされていた。
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朝から地震

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朝、8時ちょっとすぎ、朝食用にリンゴをむいていたら西側のサッシがガタガタ・・・
突風かな? と、思ったら足元が揺れた。
ん? 
これは地震か?・・・・・速報を見ると震源は大阪府北部らしい。
幸いにも「大阪府南部」の我が家は何の影響もなく、アンプ類が墜落することもなかった。

AU-D707のテスト

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手に入れてから、これまでは2か月に一度、それもアナログ盤とCDをそれぞれ1枚づつ
聴く程度の使用頻度だったため、このところ「ロングランテスト」を続けている。
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MCカートリッジでアナログ盤を中心に試聴することにして・・・・・
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かなり古いタイプだが、デノンの「DL-103S」を使う。
マグネシウム製のヘッドシェルは「塩」のようなものが出始めたらしい。
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モニターヘッドホンで試聴してみると、これまでスピーカーでは気付かなかったわずかな
ノイズやひずみが聞き取れるようだ。
実装密度が高く、部品交換はかなりやりにくいがフォノイコライザ回路基板上のトランジスタを
交換してみることにした。
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取出してチェックしてみると2SC1845が相当劣化しているらしい。
Eランクなら500程度はあるHfe、50以下になっているものもあった。
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2SA992/2SC1845を中心に新品に交換してみたが、まだわずかにLチャンネルにひずみが
残っているように感じる。
初段のデュアルFETやSEPP出力段もチェックする必要があるのかな?
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出力段のオフセット電圧は10㎷以下なので特に問題は無いような気もするが・・・・・
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TU-870R スベトラーナ球に・・・

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届いたばかりのスベトラーナ製6BM8を試聴する。
両チャンネルともノイズなどなく、特に問題はなさそうだ。
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セレクトスイッチの取付ナットが緩んだらしく、パネルから浮き気味でグラグラ。
ナットはかなりキズも付いているので、シャーシー内のナットと取替えた方が
いいかもしれない。
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2本一組ということだが、製造ロットが違うのかプリントが違っている。
マークの位置も違うし、右の方はややプリントが薄い。
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電極の方向とプリントの位置も全然違う。
国産球ならこのようなことはめったにないのだが・・・・・
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プリントの薄くなった方はゲッターの面積もだいぶ少ない。
これでもやっぱり2本とも未使用なのかなあ・・・・・
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「エレハモ」のノイズはこれで2度目・・・個人的に印象はあまり良くない。
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