パワートランジスタのテストを兼ねてヤマハ機を鳴らしながら、「お急ぎ」の
真空管アンプを作業台へ。
クラシックコンポーネンツのペア箱に入ったKT88のシングルアンプ。
前段は日立の3極5極管「6U8」
オーディオ用には「6AN8」が一般的だが・・・・・
現状は「Lチャンネルのツイーターからボソボソとノイズが出る」らしい。
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真空管アンプを作業台へ。
クラシックコンポーネンツのペア箱に入ったKT88のシングルアンプ。
前段は日立の3極5極管「6U8」
オーディオ用には「6AN8」が一般的だが・・・・・
現状は「Lチャンネルのツイーターからボソボソとノイズが出る」らしい。
交換用のスピーカー端子も同梱されていた。
このタイプはプラスチック部分が「ヤワ」なので、個人的には今付いているものの方が
信頼できるように思える。
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このタイプはプラスチック部分が「ヤワ」なので、個人的には今付いているものの方が
信頼できるように思える。
現状確認のため真空管を挿入して電源を入れてみる。
「CCI」マークが印字されたKT88は見慣れたものより少しずんぐりした感じ。
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「CCI」マークが印字されたKT88は見慣れたものより少しずんぐりした感じ。
スピーカーをつないで音を出してみると事前の情報の通りLチャンネルから
小さくボソボソというノイズが聞こえた。
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小さくボソボソというノイズが聞こえた。
KT88を左右入替えても結果は変らず、6U8でも同様だった。
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クラシックコンポーネンツKT88を、所有機の英国製KT88と入替えてもやはりノイズに変化はなかった。
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底板を外して内部を観察する。
底板はパンチ孔の開いた厚紙製のようなもので、あまりかっこ良くない。
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底板はパンチ孔の開いた厚紙製のようなもので、あまりかっこ良くない。
シャーシー内は前段が複合管のため少々混み合っている。
整流後のチョークコイルは左右別々に2個使用。
珍しいことにアース側用にも大き目のものが1個、シャーシー上に載っている。
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整流後のチョークコイルは左右別々に2個使用。
珍しいことにアース側用にも大き目のものが1個、シャーシー上に載っている。
4つの角には三角形のアルミ板に足が取付けてある。
使われていた3φビスは3ミリ長と4ミリ長が混在。
どっちにしてもちょっと短過ぎる。
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使われていた3φビスは3ミリ長と4ミリ長が混在。
どっちにしてもちょっと短過ぎる。
前段の6U8へのヒーター配線は6.3Vの片側ではなく2.5Vタップからアースされていた。
なぜか茶色と黒の2本で・・・・・
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なぜか茶色と黒の2本で・・・・・
先にスピーカー端子を交換しようとしたら、ロ-ディーパワーアンプの時と同様に
取付孔が合わず、ヤスリで拡げることになった。
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取付孔が合わず、ヤスリで拡げることになった。
スピーカー端子を交換して再度ノイズのチェック。
端子へのハンダ付けが少し不完全なように見えたがそれが原因ではなかったようだ。
真空管ソケットの接触具合は確認したし・・・・・
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やはりCR類を試す必要がありそうだ。
端子へのハンダ付けが少し不完全なように見えたがそれが原因ではなかったようだ。
真空管ソケットの接触具合は確認したし・・・・・
やはりCR類を試す必要がありそうだ。