ヤマハ機はひとまず動作するようになったので試聴を続けながら「次」を楽しむ。
ちょっと見た目は何となく無線機のような風貌だ。
現状は「AUX入力で音が出た」「途中でプロテクタが作動し、出なくなった」
と、いうことらしい。
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ちょっと見た目は何となく無線機のような風貌だ。
現状は「AUX入力で音が出た」「途中でプロテクタが作動し、出なくなった」
と、いうことらしい。
現状確認のため、AUX入力からCDプレーヤーの信号を入れて音を出してみた。
両チャンネルとも、しばらくは鳴っていたが突然リレーの作動音が聞こえ、
音が途絶えた。
数秒後には再びリレーの作動音と共に音が出るようになったが長続きせず、
リレーのオン・オフを不定期に繰り返す。
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両チャンネルとも、しばらくは鳴っていたが突然リレーの作動音が聞こえ、
音が途絶えた。
数秒後には再びリレーの作動音と共に音が出るようになったが長続きせず、
リレーのオン・オフを不定期に繰り返す。
バリバリノイズが原因でプロテクタが作動するケースはこれまで経験しているが、
前触れなくプロテクタが作動するのは、中点電位が安定していないのかもしれない。
ボンネットを開けると左側に電源トランスの代わりにパルス電源ユニット。
出力の割に重量が軽かったのはこれのおかげかな・・・・・
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前触れなくプロテクタが作動するのは、中点電位が安定していないのかもしれない。
ボンネットを開けると左側に電源トランスの代わりにパルス電源ユニット。
出力の割に重量が軽かったのはこれのおかげかな・・・・・
内部はあらかじめホコリは除去してもらったようだ。
この部分がパワーアンプとプロテクタ回路らしいが、足の黒くなったトランジスタが
いくつも見える。
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この部分がパワーアンプとプロテクタ回路らしいが、足の黒くなったトランジスタが
いくつも見える。
底板が外せる構造ではなく、一部だけ開口部があった。
パワーアンプ部分の部品交換はここから問題なくできそうだ。
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パワーアンプ部分の部品交換はここから問題なくできそうだ。
パワーアンプ基板のハンダ面にアクセスし、まずは目視点検。
ハンダ割れなどは見つからなかった。
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ハンダ割れなどは見つからなかった。
足の黒くなったトランジスタを全て取出した。
使われていたのは、日立製の2SA844とソニー製の2SC1363/1364
hFEを測ってみると、2SA844は400程度、2SC1363/1364は450~500ほど。
2SA844の代わりには2SA1015GRからhFEの高いものを選別、2SC1363/1364の代わりは
2SC1815BLを使うことにした。
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使われていたのは、日立製の2SA844とソニー製の2SC1363/1364
hFEを測ってみると、2SA844は400程度、2SC1363/1364は450~500ほど。
2SA844の代わりには2SA1015GRからhFEの高いものを選別、2SC1363/1364の代わりは
2SC1815BLを使うことにした。