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Channel: アンプとインプとの日々
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CA-800Ⅱ 1日目

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ソニーのパワーアンプはソリッド抵抗をそっくりカーボン抵抗に入換えることにして
必要な1/2Wの抵抗値が揃うまで2個目の段ボールを開梱して作業台へ・・・
現状は片チャンネルが出ないということらしい。
パワーアンプ部分のみでも同じ症状だとのこと・・・・・
年代の割に、とにかくパネル部分や木製ケースの状態がすこぶる良い。
電源コードもきれいだ。
イメージ 1



CDプレーヤーをつないで電源を入れ、ヘッドホンで現状確認。
Lチャンネルから音が出なかった。
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チェックのため木製ケースを外す。
底の部分のパンチングメタルにもサビは全然出ていない。
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この部分を見る限り、一度や二度は開けられたのかもしれないな・・・
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イヤホンを使って信号の流れをチェックする。
Lチャンネルのパワーアンプ入口には信号が届いていた。
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次に出口部分に届いているかもチェック。
結果、Lチャンネルのパワーアンプも動作はしていることが分かった。
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そうなると、信号の流れは次はリレーということになる。
リレーの載った定電圧電源/保護回路基板にアクセス。
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緑色のリード線をたどると基板のLの端子にまで信号は届いていた。
リレーが怪しいかな?
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と、いうことでリレーを取出して接点を清掃する。
あまり汚れているようには見えなかったが・・・・・
消しゴムと接点グリスで処置だけは済ませておこう。
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ついでに基板上のコンデンサは手持ちの105℃品中心に交換。
保護回路の小信号用トランジスタ2SA763/2SC458は2SA1015/2SC1815に交換した。
イメージ 10



一通りの交換作業が済んだので、再度電源を入れて効果の確認。
両チャンネルから音が出るようになったが、レバースイッチの切換ノイズが
少し出ているようだ。
やっぱりスイッチの分解・清掃も必要らしい。
イメージ 11


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