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Channel: アンプとインプとの日々
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ビクター JA-S41

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このところのヤマハ機の無茶ぶりでテンションは下がり気味。
こんな時は「事故」が起こりやすいので、気分を変えるためにも
東京からやって来たビクター機を楽しんだ方がいいだろう。
現状は、「ボリュームにガリ」「電源プラグが溶けている」らしい。
イメージ 1



電源コードのプラグ部分を観察。
モールドされた部分は何やら接点復活剤のような不揮発性の液体で濡れていた。
その影響で電極の根元に緑青が発生したようだ。
イメージ 2



プラグ部分をパーツクリーナーで洗浄して油分を除去。
ブラシで緑青も落とすことができた。
絶縁は問題ないようなので、このまま使用しても大丈夫だろう。
イメージ 3



ボンネットを開けて内部を観察。
放置期間の割にはホコリは少なかったので、まずはCDプレーヤーをつないで現状の確認。
イメージ 4



使われていたのは4連ボリュームで、情報どおり「ガリ」が確認できた。
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ボリュームの「ガリ」だけでなく、レバースイッチは接触が良くないらしい。
ミューティングスイッチやテープモニタースイッチを操作すると片チャンネルに
なることが多い。
イメージ 6



底板を外して、大きな基板のハンダ面にアクセスする。
残念ながら底板は一部が外せるようになっているだけだった。
イメージ 7



底板の開口部からパターン面を目視点検。
下側のスイッチ類はハンダ部分がほとんど隠れてしまっているので、このままでは吸取ることが
できない。
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フロントパネルとその内側のサブパネルも外してボリュームやスイッチ類にアクセスする。
イメージ 9



上側の基板から作業を始めることにして、まずボリュームを取出した。
分解はできそうもないので、パーツクリーナーを使って洗浄。
エアーで飛ばしたあとCAIGで処置した。
イメージ 10



ラウドネススイッチとサブソニックスイッチを取出した。
どちらも初めて見る形状だ。
イメージ 11



レバー部分と分離してスライダーを取出し、接点部分が見えるようになった。
かなり汚れているが、消しゴムが使いにくい構造だな・・・・・
イメージ 12


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