「カットオフ」の原因を探して電圧をチェックしてみると、なんとファイナルの
トランジスタに電圧が掛かっていなかった。
電源トランスの二次側電圧は出力されているので配線をたどると、A/B級動作の
切換スイッチにたどり着いた。
![イメージ 1]()
トランジスタに電圧が掛かっていなかった。
電源トランスの二次側電圧は出力されているので配線をたどると、A/B級動作の
切換スイッチにたどり着いた。
レバースイッチはその接点でバイアス回路を切換えるだけでなく、両側に取付けられた
「マイクロスイッチ」で電源トランスの二次側巻線のタップを切換えるようになっている。
左側の「カム」はスイッチの「ポッチ」に届いてなく、中途半端な位置で止まっていた。
![イメージ 2]()
「マイクロスイッチ」で電源トランスの二次側巻線のタップを切換えるようになっている。
左側の「カム」はスイッチの「ポッチ」に届いてなく、中途半端な位置で止まっていた。
信じられないことに、こんなところにも接点復活材を吹くヒトがいるようだ。
分解清掃はできそうもないので新品に交換するしかないだろう。
品番「V-10-1A」で探してみるとオムロン製が今でも手に入るらしい。
「V-15-1A」でもいいかな・・・・・
![イメージ 3]()
分解清掃はできそうもないので新品に交換するしかないだろう。
品番「V-10-1A」で探してみるとオムロン製が今でも手に入るらしい。
「V-15-1A」でもいいかな・・・・・
マイクロスイッチをバイパスしてA級動作側に配線し、電源を入れてみた。
実験のためやや低めの電圧で動作させてみると、パワーアンプ部分は
動作していることが分かった。
プリメイン動作では、どうやらプリ部分に接触不良があるらしく片チャンネルになる。
![イメージ 4]()
実験のためやや低めの電圧で動作させてみると、パワーアンプ部分は
動作していることが分かった。
プリメイン動作では、どうやらプリ部分に接触不良があるらしく片チャンネルになる。
ちょっと面倒な作業になるが、レバースイッチのメンテが必要らしい。
またまたパネルからシールドケースごと取出して・・・・・
![イメージ 5]()
またまたパネルからシールドケースごと取出して・・・・・