日立Lo-D HA-310はヒューズが切れている原因が分からないので「先送り」にすることとして、
次の小さな段ボールを開けてみると、横倒しになったラックスマン機が入っていた。
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次の小さな段ボールを開けてみると、横倒しになったラックスマン機が入っていた。
LEVEL と表示されたものは左右の音量調整ボリュームと思ったが・・・・・
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つまみのように見えたのは単なるカバーで、音量調整はマイナスドライバーのようなもので
行うらしい。
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行うらしい。
リアパネル側は入出力端子が一系統づつとアウトレットがひとつ。
DC3Aのヒューズホルダーが1個というのはB電源用なんだろうか。
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DC3Aのヒューズホルダーが1個というのはB電源用なんだろうか。
ノイズが出るということで、電源を入れて現状確認。
スイッチ・オンで爆音ノイズが出たのであわててオフにした。
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スイッチ・オンで爆音ノイズが出たのであわててオフにした。
ボンネットを外して内部を確認する。
思ったよりホコリは少ない。
大きいコンデンサは電源平滑用、小さい方の2個は出力コンデンサだろう。
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思ったよりホコリは少ない。
大きいコンデンサは電源平滑用、小さい方の2個は出力コンデンサだろう。
パワートランジスタは今や「お宝扱い」になった2SD218が4個。
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底板が外せるようになっている。
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基板上にも貴重な2SA606/2SC959が見えるが、トランジスタのピンの印字はない。
部品番号はもちろん、コンデンサの極性表示さえない。
前段部分はサンヨーの2SC693だったので、これをまず2SC1815GRに交換することにした。
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部品番号はもちろん、コンデンサの極性表示さえない。
前段部分はサンヨーの2SC693だったので、これをまず2SC1815GRに交換することにした。
パターン面にも何の表示もないので部品交換は慎重にしないと・・・・・
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チューブラタイプの80V47μFはもちろん手持ちがなかったので、100V47μFを使う。
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入力コンデンサはミューズに交換、前段部分のコンデンサも交換できたので、
再度電源を入れてみる
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再度電源を入れてみる
「爆音ノイズ」はなくなり、CD入力で両チャンネルともに音が聞けるようになったが、
ボリュームの「ガリ」は相変わらず。
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ボリュームの「ガリ」は相変わらず。
CAIGと歯間ブラシで対策してみると、Lチャンネルのみボリュームゼロ付近で「ガリ」が
少し残るようだった。
このまま使えないこともないが、CAIGの効果はあまり長くは期待できない。
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少し残るようだった。
このまま使えないこともないが、CAIGの効果はあまり長くは期待できない。
使われているボリュームは16φの50KΩBタイプで、極端に軸の短いもの。
新品が手に入ればいいのだが・・・・・
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新品が手に入ればいいのだが・・・・・