Quantcast
Channel: アンプとインプとの日々
Viewing all articles
Browse latest Browse all 822

ラックスマン MQ860

$
0
0
日立Lo-D HA-310はヒューズが切れている原因が分からないので「先送り」にすることとして、
次の小さな段ボールを開けてみると、横倒しになったラックスマン機が入っていた。
イメージ 1



LEVEL と表示されたものは左右の音量調整ボリュームと思ったが・・・・・
イメージ 2



つまみのように見えたのは単なるカバーで、音量調整はマイナスドライバーのようなもので
行うらしい。
イメージ 3



リアパネル側は入出力端子が一系統づつとアウトレットがひとつ。
DC3Aのヒューズホルダーが1個というのはB電源用なんだろうか。
イメージ 4



ノイズが出るということで、電源を入れて現状確認。
スイッチ・オンで爆音ノイズが出たのであわててオフにした。
イメージ 5



ボンネットを外して内部を確認する。
思ったよりホコリは少ない。
大きいコンデンサは電源平滑用、小さい方の2個は出力コンデンサだろう。
イメージ 6



パワートランジスタは今や「お宝扱い」になった2SD218が4個。
イメージ 7



底板が外せるようになっている。
イメージ 8




基板上にも貴重な2SA606/2SC959が見えるが、トランジスタのピンの印字はない。
部品番号はもちろん、コンデンサの極性表示さえない。
前段部分はサンヨーの2SC693だったので、これをまず2SC1815GRに交換することにした。
イメージ 9



パターン面にも何の表示もないので部品交換は慎重にしないと・・・・・
イメージ 10



チューブラタイプの80V47μFはもちろん手持ちがなかったので、100V47μFを使う。
イメージ 11



入力コンデンサはミューズに交換、前段部分のコンデンサも交換できたので、
再度電源を入れてみる
イメージ 12



「爆音ノイズ」はなくなり、CD入力で両チャンネルともに音が聞けるようになったが、
ボリュームの「ガリ」は相変わらず。
イメージ 13



CAIGと歯間ブラシで対策してみると、Lチャンネルのみボリュームゼロ付近で「ガリ」が
少し残るようだった。
このまま使えないこともないが、CAIGの効果はあまり長くは期待できない。
イメージ 14



使われているボリュームは16φの50KΩBタイプで、極端に軸の短いもの。
新品が手に入ればいいのだが・・・・・
イメージ 15


Viewing all articles
Browse latest Browse all 822

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>