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Channel: アンプとインプとの日々
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AU-3500 の続き

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いじる前にコンデンサの残留電圧をチェックした。
豆電球を使って放電させ、1ボルト以下になったことを確認。
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パワーアンプ部分を見る、いかにも怪しい足が真っ黒になったデュアルトランジスタ
2SA798が見える。
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足の黒くなった2SA798はFランクだったが、手持ち品のGランクに交換。
電源を入れてみたが効果はなかった
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AUX入力からのCDプレーヤーの信号がどこまで届いているかをたどると、
リレーには片チャンネル分だけが届いていた。
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プリとメインが分離できない構造なので、パワーアンプの入力部分で同様のチェック。
ここでも同じように片チャンネル分しか届いていなかったので、パワーアンプ部分は
「シロ」と判断。
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トーンアンプのトランジスタが原因と予想し、まずつまみ類を取外してフロントパネルを外す。
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フロントパネルの上側は2本の皿タッピングスクリューで止められていたが、なぜかどちらも
浮いた状態できちんと締められていなかった。
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フロントのサブパネルも外してトーン/イコライザ回路基板の部品面が見えるようになった。
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使われていたのは全て三菱製で、足の黒くなった2SA726と2SC1313。
その内の2SC1313が1個、hFEが測定不能の不良だと分かった。
たぶん片チャンネルから音が出ない原因はコレだろう。
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2SA726と2SC1313の代替品はもちろん東芝の名石2SA1015と2SC1815の組合せ。
三菱のFランクなら、東芝のGRランクが良いだろう。
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トーン/イコライザ回路のトランジスタをすべて交換し終えたので電源を入れて効果の確認。
両チャンネルともノイズなどなく快適にCDプレーヤーの音を楽しめるようになった。
イメージ 11


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