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Channel: アンプとインプとの日々
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CA-X1

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オンキョー製プリアンプの電源を入れたまま「次」を楽しむ。
やや軽量な機種で、現状は「セパレートに改造後、音が出なくなった」らしい。
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リアパネルには2PのRCAジャックがふたつ。
これをプリアウトとメインインに使うつもりだろう。
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ボンネットを外して内側から見ると、ジャックにはまだ配線されていなかった。
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とにかく音が出ない原因を探して底板を外す。
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基板のパターン面を目視点検。
フィルタースイッチのところだけがハンダが新しい。
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どういうわけか、イコライザ回路への基板間の連結が2ヶ所外されている。
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連結が外れているのは不自然なので、所有する同機種を持ってきた。
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所有機はやはり5ヶ所とも連結されていた。
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パワーアンプの初段差動用トランジスタは2個とも足が黒かったので交換する。
基板に印字されているパワーアンプ初段へ続くジャンパー線がなくなっていた。
これでは音が出るはずがない。
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パワーアンプ初段とプロテクタ回路のトランジスタを代替品に交換し、
プロテクタ回路はコンデンサも新しくした。
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銅線で作ったジャンパー線を取付け、プロテクタ回路の部品を交換することで
音が出るようになった。
メーター照明のランプは点灯し、針も振れている。
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ボリュームつまみは絞りきった位置と目盛が一致してなくて、中途半端。
小音量時には「ガリ」も出ていたのでCAIGで処置を済ませた。
アイリング電流が所有機の3倍ほど流れて放熱器がかなり熱くなったため
30mAに再調整した。
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個人的にはこのクラスのアンプをセパレート化してもメリットはないように思うのだが・・・

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