オンキョー製プリアンプの電源を入れたまま「次」を楽しむ。
やや軽量な機種で、現状は「セパレートに改造後、音が出なくなった」らしい。
![イメージ 1]()
やや軽量な機種で、現状は「セパレートに改造後、音が出なくなった」らしい。
リアパネルには2PのRCAジャックがふたつ。
これをプリアウトとメインインに使うつもりだろう。
![イメージ 2]()
これをプリアウトとメインインに使うつもりだろう。
ボンネットを外して内側から見ると、ジャックにはまだ配線されていなかった。
![イメージ 3]()
とにかく音が出ない原因を探して底板を外す。
![イメージ 4]()
基板のパターン面を目視点検。
フィルタースイッチのところだけがハンダが新しい。
![イメージ 5]()
フィルタースイッチのところだけがハンダが新しい。
どういうわけか、イコライザ回路への基板間の連結が2ヶ所外されている。
![イメージ 6]()
連結が外れているのは不自然なので、所有する同機種を持ってきた。
![イメージ 7]()
所有機はやはり5ヶ所とも連結されていた。
![イメージ 8]()
パワーアンプの初段差動用トランジスタは2個とも足が黒かったので交換する。
基板に印字されているパワーアンプ初段へ続くジャンパー線がなくなっていた。
これでは音が出るはずがない。
![イメージ 9]()
基板に印字されているパワーアンプ初段へ続くジャンパー線がなくなっていた。
これでは音が出るはずがない。
パワーアンプ初段とプロテクタ回路のトランジスタを代替品に交換し、
プロテクタ回路はコンデンサも新しくした。
![イメージ 10]()
プロテクタ回路はコンデンサも新しくした。
銅線で作ったジャンパー線を取付け、プロテクタ回路の部品を交換することで
音が出るようになった。
メーター照明のランプは点灯し、針も振れている。
![イメージ 11]()
音が出るようになった。
メーター照明のランプは点灯し、針も振れている。
ボリュームつまみは絞りきった位置と目盛が一致してなくて、中途半端。
小音量時には「ガリ」も出ていたのでCAIGで処置を済ませた。
アイリング電流が所有機の3倍ほど流れて放熱器がかなり熱くなったため
30mAに再調整した。
![イメージ 12]()
個人的にはこのクラスのアンプをセパレート化してもメリットはないように思うのだが・・・
小音量時には「ガリ」も出ていたのでCAIGで処置を済ませた。
アイリング電流が所有機の3倍ほど流れて放熱器がかなり熱くなったため
30mAに再調整した。
個人的にはこのクラスのアンプをセパレート化してもメリットはないように思うのだが・・・