ヒューズが飛んだということで、まず定電圧電源回路を疑う。
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Lチャンネル分を取出してチェックしてみても特に不良とは思えなかった。
![イメージ 2]()
定電圧電源のプラス側電圧が出ていないようなので、電源トランスの二次側巻線を
チェックする。
![イメージ 3]()
チェックする。
Rチャンネルの半分の電圧しか出ていなかったため二次巻線の直流抵抗を測定。
![イメージ 4]()
直流抵抗の測定値は問題なかったのでインダクタンスも測定して両チャンネルを
比較してみた。
Lチャンネルは189.7ミリヘンリー。
![イメージ 5]()
比較してみた。
Lチャンネルは189.7ミリヘンリー。
Rチャンネルは189.5ミリヘンリーでほぼ同じ。
トランスの巻線は問題がなかった。
![イメージ 6]()
トランスの巻線は問題がなかった。
定電圧電源のトランジスタを元に戻して電源を入れてみる。
部品箱にはスロータイプではない1Aのヒューズが2本あったので使ってみたが、
やっぱりすぐに飛んでしまった。
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部品箱にはスロータイプではない1Aのヒューズが2本あったので使ってみたが、
やっぱりすぐに飛んでしまった。
ヒューズは二次巻線と整流ダイオードの間にあるのでダイオードのショートを疑う。
Lチャンネル分の4個ともチェックしてみたが、特に問題はなさそうだった。
![イメージ 8]()
Lチャンネル分の4個ともチェックしてみたが、特に問題はなさそうだった。
ショートはしていなかったが、新品を使ってみることにする。
![イメージ 9]()
1Aのヒューズはもう手持ち品がない。
切れたヒューズに100Ωの抵抗をハンダ付けしたものでテストしてみる。
結果はスライダックの電圧をゼロから少し上げただけで100Ωの両端電圧は5V(50mA)を超えた。
Lチャンネルのホルダーに入れて比べてみるとほとんどゼロボルトだったため、やっぱり
まだどこかでショートが起こっているようだ。
![イメージ 10]()
切れたヒューズに100Ωの抵抗をハンダ付けしたものでテストしてみる。
結果はスライダックの電圧をゼロから少し上げただけで100Ωの両端電圧は5V(50mA)を超えた。
Lチャンネルのホルダーに入れて比べてみるとほとんどゼロボルトだったため、やっぱり
まだどこかでショートが起こっているようだ。