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Channel: アンプとインプとの日々
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オーレックス SC-Λ90

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プリアンプの方は電球の交換だけで、フォノ入力動作も問題なさそうだったため、
対になるパワーアンプを作業台に運び上げた。
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天板にはよくある注意書き。
「サーモラベル」というのは初めて見た。
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プリアンプ同様にこの個体も電源ケーブルとプラグが交換されている。
病院(HOSPITAL)で使うのか?
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ボンネットを外して内部の観察(ちょっと手ブレ)
コンデンサが交換されているためホコリは少ないが、取り切れなかったらしい綿ホコリが
けっこう残っている。
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この部分は同規格のコンデンサが手に入らなかったのか、2個並列に取付けられている。
あまりうまい方法とも思えないが・・・・・
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プリアンプと同じように基板にはヒューズのマークがあった。
こっちはヒューズ抵抗のように見える。
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底板は全面パンチングメタルのため、強度は充分ではなさそうだ。
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パンチングメタルに凹みはなかったが、足はどこかでぶつけたらしい。
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大型のブロックコンデンサと出力デバイスが取付けられた基板は「反り」が目立つ。
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出力段は東芝製MosFET 2SK405/2SJ115が2ペア。
これが片チャンネル分なのでパラプッシュ動作だろう。
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それにしてもシリコーングリスは付け過ぎではないかい?
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どのガラス管ヒューズも切れていないようなので電源を入れて現状の確認。
数秒でプロテクタは解除した。
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CDプレーヤーから信号を入力してみると両チャンネルともに正常に音が出ているが、
Rチャンネルのメーターの針の動きが小さく振れ方も緩慢なようだ。
撮影がうまくいかず、画像では同じように見える。
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メーターの振れが左右同じではないのはメーターアンプが原因ではないかと予想して、
フロントパネルを外した。
イメージ 14



配線をたどると、メーターアンプは東芝製のICが担っているらしいことが分かった。
品番はTA7318Pのように読めるが、果たして今でも手に入るのだろうか・・・・・
イメージ 15

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