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Channel: アンプとインプとの日々
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L-10 のジーノイズ

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ブーンノイズが解消したと思ったら、それに隠れていたようなジーノイズが
聞こえるようになった。
Lチャンネルからもごくわずかに出ているようだが、Rチャンネルの方が
大きく聞こえるようなので、パワーアンプ部分をチェックしてみる。
イメージ 1



パワーアンプ部分はリレーを交換したことはあるが、トランジスタやコンデンサは
全く手を付けていなかった。
Rチャンネル分のパンチングメタルカバーを外してをパワーアンプブロックを取出す。
イメージ 2



作業の前に、コンデンサにたまった電圧を確認。
78V(±39V)も残っていたので、まずはこの電圧を放電させる。
イメージ 3



豆電球を使って放電。
0.765Vまで下がったので大丈夫だろう。
イメージ 4



観察すると、熱結合されたトランジスタの足が黒くなっているように見える。
イメージ 5



使われていたのは日立製の2SB646Aのペアと2SD666Aのペアで、どちらも足は真っ黒。
同じものは手持ち品になく、品番末尾に「A」の付いていない2SB646と2SD666を使ってみる。
イメージ 6



足のいヤツが怪しい・・・と思ったが、結果は芳しくなく、その前段の2SC1775Aを
2SC1845に交換して左右同じレベルのジーノイズに揃えることができた。
ビクター製スピーカーでは至近距離でもジーノイズは聞き取れず、コーンに耳を押し当てて
何とか聞こえるレベルになっている。
イメージ 7

今のところこれが限界・・・このままもう少し試聴を続けて「完了」にしようかな。

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