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Channel: アンプとインプとの日々
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L-606

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きのうは年末・年始用品の買出しのために和歌山市まで出かけた。
きょうは給湯器の配管の凍結防止のための作業。
昼食後、先週届いたラックスマン機を作業台に運び上げた。
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現状確認のため、とりあえず電源を入れてみた。
AUX入力にCDプレーヤーをつないで試聴してみると、バランスボリュームの
接触不良でまともに音が出なかった。
トーンコントロールスイッチのオン・オフでも音が途絶えることがわかった。
インジケーターも点灯しない個所がいくつかあるようだ。
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ウッドケースを外して内部を観察。
ホコリは既に除去されたらしく、また、天板に開口部がないためか内部はきれい。
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スピーカー保護リレーは交換されたようだ。
ピンコンパチ品ではないので取付方法はダイナミック。
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フォノイコライザ回路のオペアンプもオリジナルのRCからJRC製に交換されていた。
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コンデンサは未交換のように見えたが、1個だけは交換済みらしい。
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接触不良のトーンスイッチとバランスボリュームを取出すためにフロントパネルを外す。
このアンプもやはりレバースイッチのつまみには接着剤が使用されていた。
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トーンコントロール回路基板からスイッチを取外そうとしたら、アース部分がランドごと
ポロリと剥がれてしまった・・・と、思ったら「不完全ハンダ」だった。
(こんなことって・・・・・果たして導通してたのか?)
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トーンコントロール回路はトランジスタも交換されている。
作業はあまりうまくなく、パターン剥がれが散見される。
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レバースイッチは予想どおり接点復活剤らしい液体でぬれていた。
もちろん接点は復活せず黒く汚れたまま。
バランスボリュームも取出して、パーツクリーナーで洗浄したあとエアーで飛ばしてCAIGで処置。
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信号ラインを示すインジケーターの電球が3個とパイロットランプが切れていたため新品に交換。
4φ球しかなかったため、熱収縮チューブを2重に被せてホルダー代用のグロメットにセットした。
元のゴム製ホルダーは熱と経年劣化でボロボロだったので再使用はできそうにない。
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CDプレーヤーとレコードプレーヤーをつないで、モニタースピーカーで効果の確認。
電球は全て点灯し、音も問題なく出るようになった。
ボリュームゼロの位置でLチャンネルからガリガリノイズが出ているので洗浄の必要があるようだ。
イメージ 12


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