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Channel: アンプとインプとの日々
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日立Lo-D HCA-9000 6日目

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きのうはお隣に、きょうはお向かいに救急車がやってきた。
隣近所が何だか騒がしいが、ヒューズ抵抗の交換を続ける。
39Ωが2個、直列接続されているところに56Ωと22Ωを直列にして取付けようとしたら
もう1個の39Ωが見つからない。
どうやら「ラムダコン」の足元に隠れているようだ。
イメージ 1



ブロックコンデンサを2個取外してラムダコンを手前に倒す。
イメージ 2



足元には抵抗が3個隠れていた。
R827のヒューズ抵抗39Ωを取出して代わりに22Ωのカーボン抵抗を取付ける。
イメージ 3



取外したブロックコンデンサは63V2200μFで固定のための3本足仕様のもの。
実測値は1500μF足らずだったが、代替品がないのでこのまま再使用する。
イメージ 4



フォノイコライザ回路のオフセット電圧と、終段のコレクタ電流をチェック。
イメージ 5



動作に問題はなさそうなので、きょうのローテーションアンプ、トリオのKA-7002の
パワーアンプ部分を使って試聴してみた。
フォノ入力ではMMカートリッジは問題なく使用できたが、MCカートリッジは切換スイッチの
接触不良のためか、右チャンネルからの音が小さく、途切れることもあった。
イメージ 6



再び作業台に戻してカートリッジ切換えスイッチのメンテを始める。
ロータリースイッチのウエハーは6枚もある初めてのタイプ。
できる事なら避けて通りたかったが・・・・・
イメージ 7



パターン側にはリード線や抵抗が取付けてあるため、ハンダを吸取る前にこれらを外す。
撮影したり、メモを取ったり・・・・・
果たして元に戻せるんかいな・・・という不安も。
イメージ 8



何とかパターンを剥がすことなくスイッチを取出すことができた。
6枚のウエハーは接点が全く同じというわけではないので、1枚づつ慎重にメンテしていこう。
イメージ 9



1枚のウエハーにピンの数は12本。
それが6枚なので合計72本もある。
この時点で一度、曲がったピンをできるだけまっすぐに修正しておく。
そうしないと、1本でも曲がったままだと基板に戻せなくなってしまう。
イメージ 10



まず、一番後ろのウエハーを取出した。
接点は予想通りの汚れ具合。
カートリッジの微小信号がまともに通りそうもない。
イメージ 11



ウエハーは裏側にも接点がある。
こちらも同様に真っ黒になっていた。
イメージ 12


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