セレクターとテープモニタースイッチを取出した。
幸いにもパターンが剥がされていたのは2ヶ所だけだった。
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幸いにもパターンが剥がされていたのは2ヶ所だけだった。
スライドタイプのセレクタースイッチは固定接点が真っ黒。
可動接点は手前と向こう側で形状が違う。
再組立ての際は注意しないと・・・・・
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可動接点は手前と向こう側で形状が違う。
再組立ての際は注意しないと・・・・・
ロータリータイプのテープモニタースイッチはウエハーが2枚で構成されている。
まず1枚目。
接点は真っ黒で、とても信号が通るとは思えない。
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まず1枚目。
接点は真っ黒で、とても信号が通るとは思えない。
ウエハー裏側の接点も同じように真っ黒。
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2枚とも汚れを拭き取って消しゴムで磨いたあと、接点グリスを薄く塗りつけて仕上げ。
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ボリューム内部で何かが擦れているような「ギシギシ音」がするため、分解して確認する。
サブパネルも取外す必要があるので、フロントパネルと一緒に水洗いをしておこう。
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サブパネルも取外す必要があるので、フロントパネルと一緒に水洗いをしておこう。
基板に取付けられた6連ボリュームを取外す。
真上をシールド線が4本通っているのでちょっと厄介。
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真上をシールド線が4本通っているのでちょっと厄介。
取出したボリュームの端子に残ったハンダをさらにきれいに吸取って、緑色のプラスチック板を
割れないよう注意して取外す。
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割れないよう注意して取外す。
長いネジ2本をゆるめて後部のカバーを外す。
分解のためにはシャフトの先の「プッシュナット」を壊して取外す必要がある。
もちろん再使用はできないので、新品を用意した。
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分解のためにはシャフトの先の「プッシュナット」を壊して取外す必要がある。
もちろん再使用はできないので、新品を用意した。
ボリュームの清掃が終わったので、微妙に抵抗値が変化した39Ωのヒューズ抵抗の代わりを探す。
パターンをたどると、39Ωは2個直列にしてプラス・マイナス電源の供給ラインに使われていた。
39Ωは手持ちにないので、いくつもある56Ωのヒューズ抵抗に22Ωのカーボン抵抗を直列にして
使ってみる。
こうすると合計が同じ76Ωになるはずだ。
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パターンをたどると、39Ωは2個直列にしてプラス・マイナス電源の供給ラインに使われていた。
39Ωは手持ちにないので、いくつもある56Ωのヒューズ抵抗に22Ωのカーボン抵抗を直列にして
使ってみる。
こうすると合計が同じ76Ωになるはずだ。
ヒューズ抵抗をパターン側から「仮付け」して、ここで一度電源を入れてみる。
パワーアンプにスピーカーをつなぎ、AUX入力からCDプレーヤーの信号を入れると、
パワーメーターは両チャンネルともに振れ、プリアンプの出力が確認できたが、
PHONO入力ではレコードプレーヤーからの音がまったく聞こえない。
まだまだ先は長そうだ。
![イメージ 11]()
事前情報の「プロテクタ解除」というのが意味不明だが・・・・・
パワーアンプにスピーカーをつなぎ、AUX入力からCDプレーヤーの信号を入れると、
パワーメーターは両チャンネルともに振れ、プリアンプの出力が確認できたが、
PHONO入力ではレコードプレーヤーからの音がまったく聞こえない。
まだまだ先は長そうだ。
事前情報の「プロテクタ解除」というのが意味不明だが・・・・・