Quantcast
Channel: アンプとインプとの日々
Viewing all articles
Browse latest Browse all 822

日立Lo-D HCA-9000 2日目

$
0
0
セレクターとテープモニタースイッチを取出した。
幸いにもパターンが剥がされていたのは2ヶ所だけだった。
イメージ 1



スライドタイプのセレクタースイッチは固定接点が真っ黒。
可動接点は手前と向こう側で形状が違う。
再組立ての際は注意しないと・・・・・
イメージ 2



ロータリータイプのテープモニタースイッチはウエハーが2枚で構成されている。
まず1枚目。
接点は真っ黒で、とても信号が通るとは思えない。
イメージ 3



ウエハー裏側の接点も同じように真っ黒。
イメージ 4



2枚とも汚れを拭き取って消しゴムで磨いたあと、接点グリスを薄く塗りつけて仕上げ。
イメージ 5



ボリューム内部で何かが擦れているような「ギシギシ音」がするため、分解して確認する。
サブパネルも取外す必要があるので、フロントパネルと一緒に水洗いをしておこう。
イメージ 6



基板に取付けられた6連ボリュームを取外す。
真上をシールド線が4本通っているのでちょっと厄介。
イメージ 7



取出したボリュームの端子に残ったハンダをさらにきれいに吸取って、緑色のプラスチック板を
割れないよう注意して取外す。
イメージ 8



長いネジ2本をゆるめて後部のカバーを外す。
分解のためにはシャフトの先の「プッシュナット」を壊して取外す必要がある。
もちろん再使用はできないので、新品を用意した。
イメージ 9



ボリュームの清掃が終わったので、微妙に抵抗値が変化した39Ωのヒューズ抵抗の代わりを探す。
パターンをたどると、39Ωは2個直列にしてプラス・マイナス電源の供給ラインに使われていた。
39Ωは手持ちにないので、いくつもある56Ωのヒューズ抵抗に22Ωのカーボン抵抗を直列にして
使ってみる。
こうすると合計が同じ76Ωになるはずだ。
イメージ 10



ヒューズ抵抗をパターン側から「仮付け」して、ここで一度電源を入れてみる。
パワーアンプにスピーカーをつなぎ、AUX入力からCDプレーヤーの信号を入れると、
パワーメーターは両チャンネルともに振れ、プリアンプの出力が確認できたが、
PHONO入力ではレコードプレーヤーからの音がまったく聞こえない。
まだまだ先は長そうだ。
イメージ 11

事前情報の「プロテクタ解除」というのが意味不明だが・・・・・

Viewing all articles
Browse latest Browse all 822

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>