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Channel: アンプとインプとの日々
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TU-870R

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パイオニア機を一時中断して作業台の奥へ・・・・・
もう一台の「出戻り機」の真空管アンプを楽しむ。
現状はLチャンネルからブツブツノイズが出るらしい。
スピーカーをつなぎ、電源を入れて確認。
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真空管を左右入換えるとノイズの発生が逆転するので、おそらく真空管(6BM8)の不良だろう。
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原因を真空管の不良と予想したが、いちおう前回手を入れた部分も再チェックしておく。
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チョークコイル代わりに使われている酸金抵抗の発熱のため銅箔ランドが剥がれ、
ハンダもパサパサになってしまっている。
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前回交換したはずの酸金抵抗220Ω3Wはやっぱり発熱のため印字が薄くなっていた。
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剥がれてしまっている銅箔ランド部分の孔を広げ、ラグ付きハトメを使う。
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ハトメを使う事でしっかりと抵抗を固定できるようになったため、5ワットのセメント抵抗に
交換することにした。
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ノイズの性質から半導体ノイズのようにも思えたので、念のため高圧整流用ブリッジダイオードも
チェックしてみる。
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流れる電流が少ないとはいえ、頼りないくらいに小さい。
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手持ち品の中から使えそうなダイオードを探す。
東芝の「4B1 1G」なら何とかテストには持ちこたえてくれるだろう。
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足が太くて基板の孔に入らないので、細い銅線をつぎ足して取付ける。
太さだけでなく4本の配列も違うので何度も確認。
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これまでの作業は全て効果なく、原因は真空管の不良と断定してもよさそうだ。
(検索してみるとこのブランドの6BM8はノイズ発生がよくあることらしい)

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