Quantcast
Channel: アンプとインプとの日々
Viewing all articles
Browse latest Browse all 822

オンキョー P-307 続き

$
0
0
フォノイコライザ回路の2SA798/2SC1583を交換した効果があったようなので
トーンコントロール回路分も確認しておく。
イメージ 1



トーンアンプにも同じ三菱製の5本足トランジスタが使われていたが、こちらは
2SA979/2SC2259だった。
耐圧が高い分、タフなのかもしれない。
イメージ 2



トーン回路からのノイズは今のところ感じられないので、トランジスタの交換はせず、
接触不良が疑われるスイッチのメンテにとりかかる。
情報では「スピーカー切換スイッチを回すと音が途切れることがある」ということだった。
プリアンプなのにスピーカー切換スイッチ? と、思ったが・・・・・
切換えると左右が入れ替わるらしいので、たぶん「モードスイッチ」のことだろう。
イメージ 3



「モードスイッチ」は一番左端のもの。
手前にシャフトを抜くことができれば作業が楽なのだが・・・・・
イメージ 4



スイッチのシャフトと延長ロッドはジョイントでつながっている。
ひび割れをタイラップで補修してあるが、これは一旦外す必要がある。
うまく元に戻せるかな。
イメージ 5



モードスイッチは他のスイッチとともにステーに固定されているため、
一つだけを取出すことはできず、全て一度取外す必要があった。
イメージ 6



取出したスイッチを分解、汚れた接点を消しゴムで磨く。
イメージ 7



ピカピカに磨いて接点グリスを薄く塗りつけた。
イメージ 8



スイッチを元の位置に戻しハンダで固定したあとジョイントでつなぐ。
手持ちのタイラップは細くて少々頼りない。
やはりここは金属製のジョイントを手に入れて交換した方がいいだろう。
イメージ 9



「スイッチを取出して接点を磨く」
文章にすればたったこれだけのことにほぼ半日かかってしまった。
先日同様、電源を入れて効果を確認。
イメージ 10



「バカ孔」になっている木製ボンネット取付ネジは、ウラから2.5φのドリルで下孔を開けた
銅板を接着して補修しておこう。
イメージ 11


Viewing all articles
Browse latest Browse all 822

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>